布の本を作る #3|花と紙と詩のくみあわせ

手づくり本屋 こころあそび
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こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。

 

kurogoma.さんのお花の生地を使った本作りは、今回が最終回。

詩を印刷した紙と、布の本を貼り合わせていきます。

使うのは、普段の豆本作りでも愛用している「紙用ボンド・ペーパーキレイ」。

先端のノズルが細くて、小さな紙の接着にとても重宝します。

 

この花柄にはこの詩がいいかな、などいろいろ組みあわせながら、ページを作っていきました。

 

最後には奥付もペタリ。

花柄が透けてみえる薄い紙がお気に入りです。

布の本なので、自然と厚みのある本ができあがりました。

ぶあつい本って、なんか嬉しい。

すべてのページが布なので、手触りも良く、紙でスッと手を切る心配もなし。

表紙はどうしようかと迷いましたが、シンプルな布柄を楽しんでもらうために、帯を巻くだけにとどめました。

手づくりのあたたかみを出したくて、これまたお気に入りのペンで手書きです。

 

花と紙と詩がたっぷりな1冊。

誰かのもとでこの本が咲いてくれたらいいなあと思います。

PROFILE

手づくり本屋 こころあそび
おみやげの包み紙や古着など、身近な素材でちいさな本を作っています。大学時代に新風舎出版賞で大賞、詩画集「かくれんぼみち」出版。もっと気軽にいろいろな本を作りたいと、2009年「こころあそび」をはじめました。3人のこどもが寝たあとが、至福の制作タイム(&おやつコーヒータイム)。毎週月曜日に投稿予定です。
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