本を作る #2｜ホットケーキみたいなページを作りたい！
手づくり本屋 こころあそび
こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。
先週からスタートした、１冊の本ができるまでをのんびりお送りするシリーズ。
前回は 壁紙にタイトルを印字できるか！？ に挑戦しました。
今回からは、中のページを少しずつ作っていきます！
ホットケーキのページ
福豆文庫1「スイーツボックス」の一番最初は、「ホットケーキ」という詩。
もとの豆本からはがきサイズくらいの本にアレンジするため、中のページも少しにぎやかな感じにしたい！
まずはホットケーキっぽい色の紙を探し、大阪の堺市にある羽車さんの紙を注文。
この中の「コットン山吹」という紙を選びました。
まわりが薄い色で縁どられているところが、ホットケーキと同じ！と思ったのです。
色的にはちょっと焼き目が薄いタイプのホットケーキでしょうか。
A5の紙だったので、まずはこれを半分のA6サイズに。
そこに詩を印刷しました。
壁紙にタイトルを印字した前回と違って、プリンターも難なくクリア！
詩は游明朝という書体で、少しブラウンの文字色で焦げ目をイメージしてみました。
ここにバターをじゅわっとさせたいなと思い、ぷっくりペンを導入。
どちらかというとハチミツのようになりました。
1ページ目ができました！
なんとなく美味しそうにできてにんまり。
ところで「スイーツボックス」に入っている詩は12編。
このペースでいくといつできあがるんだい？という感じなので、次回は何ページかまとめて作れたらなあと思います。いや、どうでしょうか。
とにもかくにも次の詩は「ドーナツ」です。
さてどうやって表現しようかな・・・来週もお楽しみに！
ポストPROFILE
- 手づくり本屋 こころあそび
- おみやげの包み紙や古着など、身近な素材でちいさな本を作っています。大学時代に新風舎出版賞で大賞、詩画集「かくれんぼみち」出版。もっと気軽にいろいろな本を作りたいと、2009年「こころあそび」をはじめました。3人のこどもが寝たあとが、至福の制作タイム（＆おやつコーヒータイム）。毎週月曜日に投稿予定です。
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