壁紙を表紙にした豆本ワークショップ|こまつ町家文庫

手づくり本屋 こころあそび

こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。

 

先日、石川県のブックカフェ「こまつ町家文庫」さんにて、豆ノート作りのワークショップをしてきました。

いつも作っている豆本の、詩を印字していないバージョン。

好きな紙と表紙を選んでもらって、手のひらサイズの豆ノートに仕上げます。

ワークショップ、スタート!

ブックカフェの町家のなかで、たくさんの本にかこまれながら。

時折おいしそうなコーヒーの香りもただよいます。

 

いつもは布で作っている表紙ですが、今回は壁紙で作ってもらうことにしました。

家を建てるときに使い、半端に余ったものは廃棄されると聞いて引き取ったもの。

壁に貼るには足りないかもしれませんが、豆本にはじゅうぶんなサイズです。

壁紙なので手触りもさまざま。

おうちに馴染みやすい丈夫な豆ノートです。

10種類の壁紙から好きなものを選んでいただき、中の紙も好きな紙をそれぞれ選んで束ねます。

普通紙や和紙、お土産の包み紙なんかも用意しました。

いっぱい書きたいから白い紙をいっぱい、絵本みたいにしたいから柄ものを…など、選び方は人それぞれ。

できたノートがどんな風に使われていくのかなあと思うと、わたしもワクワクしてきます。

 

捨てられるはずだった壁紙も、豆ノートに生まれ変わって誰かのもとへ。

いまごろ誰かのおうちの別の壁紙にもたれて、ひといきついているかもしれません。

ワークショップが終わったあとは、カフェメニューの中からコーヒーフロートを注文。

とっても寒い日だったので心配されましたが(笑)、わくわく燃えていたからだにちょうどよく、美味しくいただきました。

 

置いていただいている豆本のコーナーに、本の補充も。

先日の北陸新幹線延伸で、小松駅にも新幹線が停まるようになりました。

こまつ町家文庫はその小松駅から歩いて5分くらい。

春のおでかけに、石川県へ来られる方はぜひお立ち寄りくださいませ。

PROFILE

手づくり本屋 こころあそび
おみやげの包み紙や古着など、身近な素材でちいさな本を作っています。大学時代に新風舎出版賞で大賞、詩画集「かくれんぼみち」出版。もっと気軽にいろいろな本を作りたいと、2009年「こころあそび」をはじめました。3人のこどもが寝たあとが、至福の制作タイム(&おやつコーヒータイム)。毎週月曜日に投稿予定です。
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