約2000種の作品をハンドメイド／車椅子アクセサリー作家「smile」さんインタビュー

大阪府交野市に、カフェとハンドメイドのお店があります。

そこでたくさんの雑貨を手作りしているのが、車椅子のアクセサリー作家「smile」さんです。

店内には、豊富なデザインのアクセサリーがズラッと並んでいます。

次から次へといろいろなアイテムが目に飛び込んできますが、主に作っているのは、ピアスやイヤリングです。

その他にも、ヘアアクセサリーやカバンなどのハンドメイド作品が販売されています。

ハンドメイドのお店の隣にあるのは、落ち着いた雰囲気のカフェです。

15年ほど前にオープンしたカフェは、実は「smile」さんのお母様が運営しています。

一番人気のメニューは、ベイクドチーズケーキなんだそうです。

生まれつき二分脊椎という病気で、車椅子が必要な「smile」さん。

障がいを持っている方でも、色々な人がいることを知ってもらえたら、という想いがあります。

「毎日１つ私のアクセサリーをつけて、笑顔になれる日のお手伝いになったらいいな」と、お話してくださいました。

ハンドメイドを始めたのは、実は不登校になったのがきっかけなんだとか。

学校に行けなくなっても、昔から好きだった小物のハンドメイドで色々なマルシェに出店するように。

少しずつ人と話せるようにもなり、今ではたくさんのものを作れるようになりました。

買ってきたパーツを組み合わせて制作にあたるアクセサリー作家さんも多いなか、「smile」さんは、パーツを作る型自体も、ご自身で制作しています。

今まで作ってきた作品は、なんと、実に1000～2000種類ほど！

好きな柄やお花などが入った、まさに自分が欲しいと思える作品を自由に作ることができ、「楽しい」と笑顔で語る「smile」さん。

イベントなどで何回来ても楽しめるよう、あまり同じものを作らないようにされています。

最近は少しずつ名前を知られるようになり、お客様に「会いにきました」と言ってもらえることが増えたのが嬉しいのだそうです。

「smile」さんのお店には、アクセサリーを販売するスペースと、制作をするアトリエのスペースがあります。

アトリエにある棚ごとに、イヤリングやピアス、ヘアアクセサリーなどを配置。

さらには、牛乳パックで作ったレジン用パレットや、お店のロゴがデザインされたアクセサリー用の袋、UVライトなどが設置されていました。

色とりどりのビーズもたくさん用意されていて、最近はカラーものが人気なんだそう。

ビーズで制作した、華やかなお花の指輪も。

ヘアピンは、1つずつ編んで作ったものです。

キッズ用のアクセサリーまでありました。

子供たちが目を輝かせて喜びそうな、可愛らしいデザインのイヤリングがたくさん！

制作の様子を見せてくださいました。

まず、レジンをパレットに出し、色を付けます。

レジンを型に流し、UVライトで固めます。

型から外し、他のパーツと組み合わせれば、カメオのイヤリングの完成です。

様々なピアスやイヤリング、ヘアアクセサリーや雑貨まで、目移りしてしまう程の豊富なデザインの作品が印象的な、素敵なお店でした。

ハンドメイドアクセサリーがお好きな方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

車椅子のアクセサリー作家『smile』

Instagram:https://www.instagram.com/smile_handmade_accessary/

ショップ情報

【店名】
『kuu.cafe』

【住所】
大阪府交野市私市山手３丁目６−２９

【アクセス】
交野市私市駅前

【営業時間】
店舗販売とカフェはイベント以外の土日のみ

Instagram:https://www.instagram.com/kuu_cafe/

営業時間や定休日の最新の情報は『smile』さんのInstagramにてご確認ください。

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