本を作る #3|美味くできたページと、焦げたクッキーのページ

手づくり本屋 こころあそび
さらに表示

こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。

 

今週も、1冊の本ができあがるまでをのんびりお送りするシリーズをお送りします!

先週はホットケーキの詩のページを作りました。

 

今週は、ドーナツのページです。

ドーナツといえば、わたしはミスタードーナツのダブルチョコレートが昔から大好きなのですが…

 

ナチュラルなドーナツに

少しナチュラル系のドーナツをイメージして、羽車さんの紙の中から「ウッドブラウン」という紙を選びました。

色的には、おからや米粉っぽいドーナツですね!

印刷は難なくOK!

そしてドーナツにはおなじみの、このテラテラした紙も使ってみます。

「サバーラップ」というワックス加工をした紙で、耐油性・耐水性があるもの。

 

印刷するには薄く、耐水性もあるとなると印字できるか不安だったので、装飾として使うことに。

四角いドーナツに見立てて、こうして下に巻いて食べることをイメージしてみました。

ポップコーンとわたがしのページ

全部で12編ある詩集「スイーツボックス」。

少しペースをあげて、他のページも印刷してみました。

 

右のポップコーンのページは、同じ羽車さんの「Fabricナチュラルコットン」という紙を使っています。

布と厚紙を貼り合わせたもので、綿カスという黒いつぶがところどころにあるのが特徴。

そこがポップコーンっぽいかなと思い選びました。

 

左はわたがしのページ。

これも羽車さんの「Basicプレインホワイト」という紙を使い、まわりにわたを貼り付けようかなと思っています。

ガムとパフェのページ

右のガムのページは、五條製紙の「スペシャリティーズ」という紙。

このままではどこがガム?という感じですが、実は裏が銀色になっているのです。

 

左のパフェのページは、羽車さんの「ボーダードバーミリオン」を使用。

赤い縁取りと赤い文字で、いちごっぽさをイメージしてみました。

失敗のページ

もう1ページ、クッキーのページを作ったのですが…惜しくも印刷に失敗。

手抄きの紙に、クッキーの型抜きを使ってエンボスのように型をつけ、コーヒーの出がらしで染めてみました。

そこまではよかったのですが…!

 

やはり少しでこぼこしていたからか、プリンターを通ったときにインクが擦れ、黒くなってしまいました。

クッキーの焦げとするか?とも思いましたが、また次回リベンジ。

 

このページも合わせて、印刷するのはあと6ページです。

次回で中のページはできあがる…はず!

PROFILE

手づくり本屋 こころあそび
おみやげの包み紙や古着など、身近な素材でちいさな本を作っています。大学時代に新風舎出版賞で大賞、詩画集「かくれんぼみち」出版。もっと気軽にいろいろな本を作りたいと、2009年「こころあそび」をはじめました。3人のこどもが寝たあとが、至福の制作タイム(&おやつコーヒータイム)。毎週月曜日に投稿予定です。
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • Facebook

関連記事

PICK UP

ミタス編集部がおすすめするピックアップ記事

RANKING

ハンドメイドの人気記事