花のウェディングアイテム|リングピロー

池田 ちなみ|フラワーアイテムのお店 charme(シャルム)
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みなさんこんにちは!!

フラワーアイテムのお店charme(シャルム)の池田ちなみです。
梅の花が咲き始めたりと少しずつ春の兆しが見えてきましたね♪
この時期から春の結婚式に向けて準備をされるカップルが増えてきます!
私自身もウェディングアイテムを手がけることが増えてきました。
そこで、今回の記事では花を使ったウェディングアイテム、リングピローについて皆さんにご紹介させてください。

リングピローとは?

リングピローは主に結婚式の指輪交換の際に使用されるウェディングアイテムです。
ピローと言うだけに枕状のものから、カゴのものや、ボックスのものまで様々なデザインのものがあります。
このリングピローにいったいどんな歴史があるのか、ご紹介していきます!!

リングピローの歴史

リングピローの歴史は古く、古代エジプトにまで遡ります。

古代エジプトでは王族に宝石等を献上する際、直接手で渡すのは失礼だと考えられていました。
その為結婚式の間、宝石を装飾された枕状のものに乗せていました。
この時使われた枕状のものがリングピローの始まりと言われています。

指輪交換の始まり

指輪交換の始まりにより、リングピローが私たちがよく知る身近な形になりました。
始まりはローマ教皇であるニコラウス1世とされています。
ニコラウス1世が結婚指輪の交換したことからヨーロッパの挙式で指輪交換が行われるようになりなりました。
その指輪交換の際に指輪を運ぶのに使われたのが古代エジプトが起源とされるピローです。
ヨーロッパではこのピローにリボンを装飾するようになりました。
リボンは”約束”や”絆”の象徴とされています。
リボンに指輪を通して蝶結びすることで「2人の絆を永遠に結ぶ」「2人の愛を永遠に約束する」という意味が込められています。
この形が結婚式で使われるリングピローとして広く伝わり今日に至ります。
ちなみに日本にこの風習が伝わったのは戦後だそうです。

charmeのリングピローに込めた想い

リングピローは幸せなお二人が手にするハッピーなアイテム!!
できる限り幸せな要素を詰め込んだ作品にすることをテーマにしています。

ガラスケースの六角形が意味する「多幸」
花の部分のリース状のデザインが意味する「永遠」

この2つが作品の大きなコンセプトです。

「永遠」をより強調する為に、指輪を挟み込むクッション部分を「布」ではなく「リボン」を使用して制作することにしました。
リボンにすることで従来のリングピローに込められた想いを私の作品にも取り入れる事ができました。

 

まとめ

改めて学ぶことで作品をブラッシュアップすることができました。
なんとなく知ってるつもりでいたことも、調べてみると新しい発見があるものですね!
知っているつもりになっている事がたくさんあると思うので、またの機会に皆さんに共有させて頂きたいと思います♪

PROFILE

池田 ちなみ|フラワーアイテムのお店 charme(シャルム)
フローリスト|フローラルコラージュ作家。 怪獣3歳と夫の3人暮らし。 NFD認定フラワーデザイナー修得。 専門学校でヨーロピアンフラワーデザインを学ぶ。 銀座など、都内の百貨店のフラワーショップで修行。2021年独立。 「花が本来持っている《魅力》を引き出し、あなたの人生をより《魅力》的にしたい。」という想いを込めた自身のブランド『charme(シャルム)』を立ち上げる。
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