果実の居場所|フルーツパンチ(福豆文庫)
こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。
みなさん、秋のくだものは堪能されましたか?
わが家は柿づくし
娘たちがようちえんで収穫して、待機していた干し柿。
先日持って帰ってきたので、ちょこちょこと食べています。
夫と長女は柿が苦手なので、わたしと次女(たまに息子も)のプチ贅沢。
ほかにも娘たちは、園庭で育ったざくろや、あけびなどを食べているそう。
どちらもわたしは食べたことがないので、良い経験をさせてもらっているなあと感じます。
たくさん食べた柿の皮がもったいないので、リメイクして豆本に・・・と言いたいところですが。
少し考えてみたものの、なかなか難易度高し。
かわりに、昔ともだちと作った本を思い出し、ひっぱりだしてきました。
豆本ならぬ、柿本。
ジューシーな1冊
こころあそびで作っている「福豆文庫」にも、くだものをテーマにした詩集があります。
福豆文庫12「フルーツパンチ」。
だじゃれのような、言葉遊びのような、パンチのきいたフルーツたちの詩がならんでいます。
なし、いちじく、ぶどう、りんご・・・秋のくだものは柿以外にもたくさんあって、
もうすぐ旬が終わってしまうのはとても名残おしいけれど。
冬からは、みかんやいちごなど、またおいしいくだものがやってきます。
季節によっていろいろなメンバーがあらわれるくだものを、本の中に集めてジューシーな1冊にしたい!と思い、
この「フルーツパンチ」を作りました。
旬じゃないときは、この本が果実の居場所になるように。
ちょっと嬉しい話
この本には、嬉しいエピソードが。
委託販売で置いてもらっているお店の方が、教えてくれました。
「こどもたちが、フルーツのだじゃれ本でとっても盛り上がっていました。
お小遣いためて買いにこようって言ってましたよ。」と。
・・・おこづかいためて!
この豆本を買うために、おこづかいをためてくれるなんて・・・!
嬉しくて涙が出そうなできごとでした。
旬が終わっても、また次の旬がやってくる。
絶対ないといけないものではないけれど、あるとちょっと幸せな、くだもの。
こころあそびの本も、そうであったらいいなあと思います。
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