誰でも簡単!レトロ可愛いバネ口ポーチの作り方|ハンドメイド小物

MeTAS+編集部
MeTAS+編集部です。MeTAS+では、アーティストやクリエイターの世界観やハンドメイドの最新情報をWEBサイト、YouTubeなどを通じて発信しています。
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
さらに表示

レトロ可愛いバネ口ポーチが人気

バネクチポーチとは、バネ口金を使って開閉部分を仕上げたポーチです。
別名「パックンポーチ」とも呼ばれ、片手で簡単に開閉できる便利さが注目を集めています。

開閉の手間がないバネ口金は、ちょっとしたコスメや目薬、イヤホンなど、頻繁に出し入れするものを収納するポーチに使うと、大変便利です。

特殊な口金を使っているバネ口ポーチですが、実は取り付け方はそれほど難しくありません。付け方さえ理解すれば、誰でもバネ口ポーチをハンドメイドすることができますよ。

バネ口ポーチの材料

バネ口ポーチを作る材料は以下のとおりです。

  • 表地(麻)
  • 裏地(綿)
  • 接着芯
  • バネ口(12cm)
  • クッキングシート

ポーチを作り、バネ口を取り付ける際には、ミシンやアイロン、ペンチなども使用します。

バネ口ポーチの型紙

バネ口ポーチの型紙は、画像のとおりです。
表地・裏地ともに同じ型紙で作ることができます。

裏地付きマチあり12cmバネ口ポーチの作り方

今回は、小さなものを収納するのに便利な裏地付きマチあり12cmバネ口ポーチの作り方を紹介します。

手順1.生地を裁断する


型紙に1cm分の縫い代を加えて、布に型紙を写していきます。時間が経つと消えるペンで描くと、線が残らないため便利です。

型紙を描き写した後は、線に沿って生地を裁断します。生地は表地・裏地に、それぞれ2枚ずつ必要なため、同じものをもう1枚用意しましょう。

裏地用も、表地用と同じものを2枚用意します。

生地を裁断し、表地2枚、裏地2枚、口布2枚をそれぞれ用意しましょう。

手順2.接着芯を貼る


接着芯は表地と口布よりも1cmほど大きく裁断しましょう。
口布は小さいので待ち針で止めると裁断しやすくなります。

アイロン台にクッキングシートを敷き、表地の裏面を上にして置きます。接着芯はザラザラした面を生地側に向けて置きましょう。

上からクッキングシートをのせて140~160度に設定したアイロンをあてます。

コツは中央から外側にずらしながらかけることです。1か所あたり10秒ほど圧をかけるとしっかり接着できます。アイロンを移動させる際は、持ち上げて移動しないと接着芯がズレてしまうので注意してください。

平らな場所でしっかり冷ましたら、表地のサイズに合わせて接着芯をカットします。

表地はそれぞれ表面、裏面に接着芯を貼り付けてください。
表地2枚と口布2枚にそれぞれ接着芯をつけて、生地の準備が完了です。

手順3.口布を縫う


口布を縫う前に、両端に縫い代1cmで出来上がり線を描いておきましょう。
出来上がり線で口布の端を折り、アイロンをかけて型をつけていきます。

j口布の端に5mmの縫い代でミシンをかけていきましょう。口布は小さく、ずれやすいため待ち針で止めておくと、ずれにくくなります。

口布の2枚とも両端が縫えたら、タテに半分に折って5mmの縫い代で縫います。

表生地に口布の取り付け位置のしるしを付け、口布の輪になっている方を下側に向けて合わせます。

先ほど口布を縫ったミシンステッチと同じ位置で、口布と表地を縫い合わせます。

手順4.表地と裏地を合わせる


表地と裏地を中表に合わせます。

口の部分を縫い代1cmで縫い合わせます。

縫い代は、事前に割ってアイロンをかけておきましょう。

縫い終わった2枚を中表に合わせて、底を縫います。

まずは、表地の底部分を縫い合わせていきましょう。

底を縫った後は、縫い代を割ってアイロンをかけておきましょう。
続いて、中表に合わせたまま縫い代1cmで脇を縫います。

脇の縫い代を割ってアイロンをかけていきます。この時、丸めたタオルなどをなかに入れて脇の縫い代の上からアイロンをかけると、不要な型がつきにくくなりますよ。

裏地の口部分の返し口を縫います。

手順5.マチを縫う


マチを広げ、脇と底の縫い目を合わせて待ち針で止めます。
裏地もふくめて4箇所のマチを縫い合わせましょう。

表地、裏地共にマチを縫います。

裏地の返し口から表に返した後、裏地の返し口をミシンで縫い合わせて閉じます。

手順6.口金を通す


口布に口金を通します。
口金のねじの頭を上に向けて通しましょう。

反対側に口金が出るまで通しましょう。

口布にから出た部分に、付属のネジを上から差し込みます。

ネジを差し込む際、ペンチを使うと簡単に差し込めます。

金口を掴んで両端から軽く力を加えて、パカっと開くようであれば、正常に金口の取り付けができています。

完成


バネ口ポーチの完成です。昔なつかしいバネ口のポーチは、バッグの中で小物の収納にも役立ちます。是非お好きな生地で作ってみてください。

バネ口ポーチは手縫いでも作れる?

バネ口ポーチは、全て直線縫いで作ることができます。今回はミシンを使った作り方を紹介しましたが、もちろん手縫いで作ることも可能です。

ただし、手縫いで作るときには接着芯をあまり硬いものにしないよう注意してください。硬い接着芯を使うと、針が通りにくく手縫いが難しくなる場合もあります。

レトロ可愛いバネ口ポーチを作ろう

レトロな魅力あふれるバネ口ポーチは、可愛いだけでなく大変便利です。小物の収納のために、いくつも持っておきたくなりますね。ぜひ、今回紹介した作り方を参考に、可愛くて便利なバネ口ポーチを好みのサイズで作ってみてください。

監修
【店名】
スワニー鎌倉本店1968年、湘南鎌倉で生地好きのオーナーが始めた小さなお店がスワニーの始まり。リネン・コットンから、バッグやアクセサリー材料・洋裁小物にいたるまで、何千種類にも及ぶ豊富なアイテムを取り揃えた手作り好きの集まるショップです。
経験豊富なスタッフさんに色々相談できるので初心者の方にもおススメです。【住所】
神奈川県鎌倉市大町1-1-8

【アクセス】
JR横須賀線 「鎌倉」駅東口 徒歩4分

【営業時間】
OPEN 10:00 – CLOSE 18:00
定休日 日曜日
※記載は取材時点の情報となります。

【スワニーWebサイト ※外部リンク】

【MeTAS+公式YouTubeチャンネル チャンネル登録はこちら】

⇩#ハッシュタグから関連記事をチェック!

関連記事

PICK UP

ミタス編集部がおすすめするピックアップ記事

RANKING

ハンドメイドの人気記事