【フリステとは?】フリーステッチングニードルを買える店やうまくいかないときのコツも紹介

MeTAS+編集部
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裁縫が苦手でも絵を描くように刺繍ができるフリーステッチング、通称フリステの人気が高まっています。
フリーステッチングは専用ニードルを使って簡単に刺繍ができるため、初めて挑戦する方にもおすすめです。
この記事では、フリーステッチングについて徹底解説。ニードルを買えるお店や刺繍の刺し方、うまくいかない時の対処法も紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

刺繍初心者にもおすすめのフリーステッチング(フリステ)とは

フリーステッチングとは、刺繍技法のひとつでフリーステッチングニードルという特殊な道具を使います。布にニードルを刺していくだけで刺繍ができ、絵を描くような感覚で刺繍作品をハンドメイドできると人気です。

フリーステッチングでは、バックステッチ風やサンステッチ風のステッチを刺せるほか、糸をループさせてモコモコと立体感のあるステッチに仕上げることもできます。

ただし、フリーステッチングの場合、通常の刺繍のステッチと異なり、裏面はループしただけの状態です。刺繍を刺した後、裏面を接着剤などで接着しないと簡単に糸が抜けてしまうため注意しましょう。

フリーステッチングニードルはどこで買える?

フリーステッチングには、フリーステッチニードルが欠かせません。続いて、フリーステッチニードルを買えるお店を紹介します。

手芸用品店

フリーステッチングニードルは手芸用品店で購入できます。しかし、どこの手芸用品店でも扱っている訳ではないため、刺繍関連の手芸用品の品揃えがよいお店を訪ねてみるとよいでしょう。

100均ショップ(セリア・ダイソーなど)

100円均一ショップでもフリーステッチングニードルを取り扱っている場合があります。特に、セリアやダイソーなどでフリーステッチングニードルが売っているという口コミがあるため、お近くに店舗がある方は探しに行ってみるのがおすすめです。

フリーステッチング(フリステ)のやり方

MeTAS+編集部スタッフがClover(クロバー)のフリーステッチングニードルを使ってもふもふ・もこもこの刺繍フリステに挑戦した際のやり方をわかりやすく紹介します。デザインは2023年の干支であるウサギにしました。

材料

材料は以下のとおりです。

  • フリーステッチングニードル(針先は極太を別途購入)
  • フリーステッチングフープ
  • フリーステッチングスタンド(12cm)
  • セリア 毛糸/巾着袋
  • 手芸用ボンド

毛糸はセリアのなないろ採色(中細)を使用しました。

巾着も、同じくセリアで購入した薄手の綿のものを使用します。

糸の通し方


今回購入したフリーステッチングニードルの付属針先は刺繍糸用なので、毛糸でフリーステッチをしたい場合には別途極太用の針先が必要です。

フリーステッチングニードルに付属されている針がどのような糸に適しているものか、よく確認しておきましょう。

最初に、針穴からスレダー(糸通し)を通します。

スレダーに毛糸を通して、針穴からスレダーを引き抜きましょう。

続いて、横穴からもスレダーを使って糸を通せば、下準備が完了です。

通した糸の毛先は5cmほど残しておきましょう。毛糸の通し方がわかりにくい方は、このページ上部の動画をクリックしてチェックしてみてください。

刺繍の刺し方


針の斜めにカットされている方を進行方向に向けながら布にフリーステッチングニードルを刺していきましょう。生地をこまめに引いて、ピンと張った状態を保つと針を刺しやすいです。

最初に外枠からステッチを刺し、塗りつぶしていくように刺し進めましょう。

今回は、ループに刺しているため、輪をカットすると毛糸がフワフワと広がり、立体感のある仕上がりになります。そこで、全部刺し終わったらフワフワ感を出すためにハサミでカットします。

中央部分もハサミをいれますが、切り過ぎには注意しましょう。

フワフワのウサギさんができました。

今回、ウサギさんのお鼻にボタンを使いました。どのボタンを使うか悩んだ結果、足付きのボタンにして高さを出すことにしました。

ほつれてこないように裏側にボンドを塗って補強します。

さらにボンドを塗ったフェルトを貼れば、ほつれにくくなります。

完成


今回はフリーステッチング初挑戦のスタッフがチャレンジしましたが、可愛くできました。みなさんも是非試してみてくださいね。

フリーステッチング(フリステ)がうまくいかないときは?

誰でも簡単に刺繍ができるフリーステッチングですが、少々コツが必要なシーンも多いです。フリーステッチングをしていて「うまくいかないな」と思った時には、以下の対処法を試してみてはいかがでしょうか。

簡単な図案に変えてみる

フリーステッチングニードルを使って絵を描くように刺繍ができるフリーステッチングですが、複雑な形になるほど難しくなります。うまくいかない場合は、図案が複雑過ぎる可能性もあるでしょう。

まずは、簡単な図案で刺し方のコツを掴んでから、難しい図案に挑戦してみるのがおすすめです。

フリステ向きな生地に変えてみる

フリーステッチは生地に糸を引っかけることで刺繍を刺していきます。そのため、糸が引っかかりにくいフェルト生地や伸縮生地、合皮素材の生地などには不向きです。コットンやリネンなどの、フリーステッチ向きな生地を使用してみましょう。

どうしてもうまくいかない場合は、フリーステッチ用の生地なども販売されています。専用生地で、刺し方をマスターしてから好みの生地に刺繍をする方法もおすすめです。

生地を刺繍枠にしっかり張る

生地がしっかり張られていないと、フリーステッチングは上手に刺せません。少しでも生地が緩んだらすぐに刺繍枠に布を張り直して、常にピンとした状態を維持しましょう。

フリーステッチング(フリステ)でハンドメイド刺繍を楽しもう

手軽に刺繍を楽しめるフリーステッチングを紹介してきました。好みの絵柄はもちろん、子どもの持ち物に名前を刺繍する際にも大変便利です。フリーステッチングは専用ニードルさえあればすぐに始められるので、ぜひ手芸用品店や100円均一ショップなどで買い求めてみてください。

刺繍が苦手な方や初挑戦の方でも、簡単で可愛い刺繍が刺せるフリーステッチングに、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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