インド刺繍リボンでハンドメイドアクセサリー作り!大人可愛いカボションピアスの作り方
ハンドメイド界隈で人気のインド刺繍リボンとは
インド刺繍リボンとは、インドの伝統衣装「サリー」の装飾に用いるリボンです。繊細な刺繍をあしらい、パールやビジューなどを縫い付けて作るインド刺繍リボンは、近年ハンドメイド界隈で人気を集めています。
本来の用途と同じように、洋服のアクセントとしてインド刺繍リボンを付けたり、鞄や小物入れのアクセントとして付ける人も。オシャレで可愛いインド刺繍リボンは使い道も多く、さまざまな方法でハンドメイドアイテムに活用されています。
インド刺繍リボンで何が作れるの?
インド刺繍リボンは鞄や小物の装飾のほか、服の襟部分に縫い付けたり、スカートの端に付けたりと、さまざまな使い方ができます。そのなかでもアクセサリーの材料としてインド刺繍リボンを使ったものが特に人気を集めています。
ヘアピンやリボン髪留めなどのヘアアクセサリーのほか、ネックレスやイヤリング・ピアスなどさまざまなアクセサリーの材料としてインド刺繍リボンが人気です。
インド刺繍リボンはどこで買えるの?
インド刺繍リボンは以下のお店で取り扱われていることがあります。
- 手芸用品店
- リボン問屋(リボン専門店)
- 100円均一
お店によって扱っている種類や購入できる長さなども異なります。インド刺繍リボンがどこで買えるのか詳しくしりたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
【ハンドメイド】インド刺繍リボンで作るカボションピアスの作り方
今回紹介するのは、インド刺繍リボンを使ったカボションピアスの作り方です。
カボションとは、球体を二分した形に仕上げる宝石のカット方法のことを言います。
カボションパーツとインド刺繍リボンを使って、手軽に作ってみましょう。
材料
今回使う材料はこちらです。
- オリジナルカボション
- インド刺繡リボン
- フェルト
- ビジュー、ビーズ
- 針と糸
- 接着剤
- ピアスのポスト
カボションパーツは手芸用品店で購入できます。インド刺繍リボンはお好みの長さで使用すればいいので、リボンの端切れなどを使ってもOKです。
作り方
まずはフェルトを適当な大きさに切ります。周りにビーズをつけるので、余裕を持った大きさでカットしましょう。フェルトをカットしたら、カボションの裏側に接着剤を付けて貼り合わせ、乾くまで置いておきます。
ビーズの縫い付け方
ビーズでカボションを縁取りします。金色のビーズと黒色のビーズを3粒ずつ、交互につけようと思います。ビーズステッチ用の糸を使いましょう。糸は2本取りで裏側から針を刺します。ビーズを3粒通して、カボションに沿わせます。3粒目のところに針を刺して裏に糸を引きます。
2粒目のところに針を刺してきて、前側に針を出します。
そのまま2粒に糸を通して、糸を引きます。この、「ビーズ3粒に糸を通して縫ったら、戻って2粒に糸を通す」という縫い方で、ビーズを固定しながら縫っていきます。
次は黒いビーズを3粒通して、同じように縫っていきます。(3粒通して縫って、戻って2粒糸を通す)これを1周繰り返しましょう。
ビーズの配色や組み合わせって悩みますよね。金色のビーズだけで1周縁取りしたり、ビーズの大きさを変えてみたり、それぞれ良さがあって試作のキリがありません。
最後は、金色のビーズを2粒にして、隙間の調整をしました。そうすると金色と黒色が交互にきれいに収まります。
最後のビーズを縫う時ですが、2粒戻って糸を通した後に、そのままぐるりと1周、糸を通していきます。このとき、一度に1周通すのではなく、何粒かずつに分けながら1周しましょう。
1周したら、針を裏に出して、縫い線より内側で玉止めします。
縁取り完成です。
カボションを下側になる位置を決めて、2周目は扇型にビーズをつけます。今回は、下3分の1くらいにつけることにしました。始めと終わりにビジューを付けてみました。ビジューを付ける時は、ビジューに糸を通して、まずは縫い進めていく方向に針を刺します。その後、ビジューをしっかり固定しましょう。
始点の方から針を出したら、ここからまた金色ビーズを3粒つけます。3粒糸を通して縫って、戻って2粒糸を通します。先ほどと縫い方は同じです。
次に、少し大きいバラビーズをつけます。これは、1粒刺して1粒戻るという縫い方です。
金色ビーズ3粒とバラビーズ1粒を、3回繰り返していきます。最後に金色ビーズ3粒と終点となるビジューをつけます。
終点のビジューから戻って、始点のビジューまで全てのビーズに針を通していきます。1周縫い付けたときと同様に、一気に通さず何粒かに分けて糸を通していきましょう。
始点のビジューまで糸が通せたら、針を裏に出して縫い線より内側で玉止めします。
ビーズの周りの余分なフェルトを、糸を切らないようにカットしていきます。表からカットして何度も糸を切ってしまったので、裏側の縫い目を見ながらカットするという方法がおすすめです。ハサミの刃にビーズを沿わせるようにして切っていく感じですね。
フェルトの角度を変えながら、細かくカットしていきます。どれくらいビーズギリギリにフェルトをカットするのかはお好みですが、扇型のところはそんなにギリギリじゃなくてもいいかな?と思います。
カットが出来たら裏処理用のフェルトを同じ大きさに切ります。今回はフェルトにしていますが、しっかりとした仕上がりが好みならフェイクレザーがおすすめです。
カット出来たら、置いておきます。
いよいよインド刺繍リボンの登場です。今回は長さ6㎝で切りました。
柄が表になるように半分に折りたたんで、ヒダを作るようにしてリボンの幅を半分くらいに縮めます。
本体の扇形部分の幅に合うように、リボンの幅を調整します。折り畳み位置が決まったら、適当にぐし縫いして固定しましょう。
リボンの位置や裏表を決めます。位置が決まったら、フェルトにボンドを塗ってリボンをくっつけます。しばらく押さえてから、乾くまで置いておきましょう。
先ほどカットした裏処理用のフェルト、またはフェイクレザーにピアスのポストをつけます。金具の位置を決めたら、フェルトに目打ちやマチ針を刺して、穴を開けておきましょう。
ポストの内側に接着剤を塗ります。
接着剤を塗ったポストを開けておいた穴に刺して、フェルトに貼り付けます。
裏処理用のフェルトを、接着剤で本体に貼り付けていきます。貼り合わせた際に、表側から裏処理用のフェルトが見えていたらカットしましょう。しっかり圧着したら、これでほぼ完成です。
周囲をまつり縫いします。糸は1本取りで、2~3mm間隔で縫っていき、完成です。
完成
これでオリジナルカボションとインド刺繍リボンのピアスが完成です。
刺繍リボンの柄や色に合わせたオリジナルカボションを使った、世界で1つだけの大人可愛いピアスが出来ました。
インド刺繍リボンで大人可愛いピアスをハンドメイドしよう
今回紹介したカボションピアスは特別な道具もほとんど不要で、手軽に作れるためハンドメイド初心者の人にもおすすめです。ぜひ、インド刺繍リボンの魅力を感じられるカボションピアスをハンドメイドしてみてくださいね。
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