端材を活かす|Re本 かわ

手づくり本屋 こころあそび
さらに表示

こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。

相変わらず、チョコレートをちょこちょこ堪能してうれしい今日この頃。

先日、新しい本をリリースしました。

「端材でハンズメイド大賞」という企画に応募し、最終選考にノミネートされた作品です。(入賞には至りませんでした。残念)

端材を活かした作品

Hand Marksの端材シリーズから好きなものを選んで、それを活かした作品を作るというもの。

わたしは革の端材を選び、作ったのは言わずもがな、本。

Re本(りぼーん)と名付けている、捨てられそうなものを本に生まれ変わらせるシリーズです。

革を使った作品なので、「かわ」をテーマにした詩集がいいなと、書き始めました。

紙が決まらない

詩ができあがると、それをどんな紙に印刷しようか考えます。

これがなかなか決まらない。

革に刻印できたらよかったのですが、レザークラフトの技術がないので難しいと判断。

どうしようかと思っていた時、端材が入っていた米袋が素敵だったことを思い出しました。

米袋・・・って、紙!

パッケージも再利用

ピーン!ときて、米袋を切り開いて本のサイズに揃え、そこに詩を印刷することに。

端材を活かして、そのパッケージも再利用。

まさにもったいないが生まれ変わった、「Re本 かわ」が完成しました。

革は詩のまわりに挿絵のように貼り、表紙にも使いました。

ひらがなプレートでかたどったタイトルが、お気に入り。

もうひとつの端材

もうひとつ、スポンジの端材を活かした作品も作りました。

革はなんとなく本になりそうな気がしていたけど、スポンジは冒険。

結果、かなり苦戦した本作りとなりました・・・!

こちらのお話は、また来週に。

PROFILE

手づくり本屋 こころあそび
おみやげの包み紙や古着など、身近な素材でちいさな本を作っています。大学時代に新風舎出版賞で大賞、詩画集「かくれんぼみち」出版。もっと気軽にいろいろな本を作りたいと、2009年「こころあそび」をはじめました。3人のこどもが寝たあとが、至福の制作タイム(&おやつコーヒータイム)。毎週月曜日に投稿予定です。
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube

関連記事

PICK UP

ミタス編集部がおすすめするピックアップ記事

RANKING

ハンドメイドの人気記事