1月の活動～ショルダーバッグ製作～

ご注文していただいたショルダーバッグを作りました。

製作中に少しだけ動画にとってみましたので是非ご覧ください。

手断ちから始まり、革の裏（トコ面）を処理して、パーツに切り分けて

菱目打ちという道具で縫うための穴をあけて、手縫いをして、金具を取り付けて完成させています。

お客様にお喜びのお言葉を頂きとても嬉しいです。

詳しくはこちらをご覧ください。

私は、泉佐野工科高校で毎年5月頃～12月頃まで、革の物づくりを教えています。

最初は道具も少なくて「〇〇があれば…」といった事もありましたが、年数を重ねるごとに、先生方の努力もあって少しずつ道具も増えていきました。

そして、今回は革の授業に呼んでくださった先生に革漉き機（カワスキキ）をお譲りしました。

革漉き機というのは革の厚さを調整するものです。

革を購入するときに厚さを指定して注文できますが、授業で使う物を細かく指定すると予算オーバーになるか、選べる色が狭くなります。

ですので、一定の厚さの革を多く揃えられるようにして、一部薄い革を使う物は革漉き機で調整するという使い方ができます。

革漉き機は新しい（中古ですが）物を買ったので、今使っているものを譲った形になります。

譲った革漉き機の状態は私の店舗で使う場合少し不満がありますが、授業でしたら十分使えると思いますので、先生にご提案してみました。

また、次年度の授業が楽しみです。