【ミシン初心者さん必見!】ミシン基本の縫い方やコツ・種類を紹介
この記事では家庭用ミシンを使った基本の縫い方やコツを紹介します。
- まっすぐがきれいに縫えない
- カーブがきれいに縫えない
- 分厚い生地を縫えない
- 生地の端の処理の仕方がわからない
上記のお悩みを持つ方におすすめの、ミシンのコツを動画や画像で分かりやすく解説しています。ミシンについてのお悩みも、YouTube動画のコメント欄から是非お寄せください。
【基本】ミシンの縫い方の種類と特徴
ミシンにはさまざまな縫い方があります。最初に、ミシンの縫い方の種類とそれぞれの特徴を解説します。
直線縫い
直線縫いは、真っ直ぐのステッチができる縫い方です。2枚以上の布を縫い合わせる際に用いられます。最もシンプルな縫い方なので、使用するシーンも多い縫い方です。
ジグザグ縫い
ジグザグ縫いは、左右順番に縫いあげてジグザグのステッチができる縫い方です。布端の処理や生地のはぎ合わせ、ゴムを付ける際などもジグザグ縫いを用いることが多いです。
かがり縫い
かがり縫いは、直線縫いとジグザグ縫いが合わさったステッチができる縫い方です。細やかなステッチで頑丈に縫い付けることができ、主に布端の処理に用いることが多い縫い方です。
まつり縫い
まつり縫いは、表面からの縫い目が目立たないようにする縫い方で、広めの感覚で点々としてステッチができる縫い方です。縫い目が目立たないため、裾上げなどに使われることが多い縫い方です。
返し縫い
返し縫いとは、一度縫った部分に戻って縫う縫い方です。ミシンで縫う場合、玉止めなどをしないため場合によっては糸が抜けやすいことがあります。縫った部分をしっかりと止めるため、返し縫いが欠かせない縫い方です。
伸縮縫い
伸縮縫いとは、縫い目に伸縮性を持たせる縫い方で、やや斜めになった浅いジグザグのステッチができる縫い方です。伸縮性が求められる部位を縫う時や、伸縮性の高い生地を縫う時などに使われます。
初心者でもキレイに縫えるミシンの縫い方のコツ
今回は、ミシン初心者の方におすすめの6つの縫い方のコツを紹介します。
コツ1.直線をキレイに縫いたいとき
ミシン針が体の真ん中の位置になるように座ります。ミシンが動いている間は手は添えるだけで動かさないことが大切です。
添えた手がミシン針の近くまできたら、ミシンを止めて手を添えなおすことで真っすぐ縫うことができます。
生地を早く進めようと手で押すと曲がる原因になります。
後ろから引っ張ってしまうのも、生地を押すのと同様、直線縫いを真っ直ぐ縫えない原因となります。
コツ2.直角に縫いたいとき
まっすぐ縫いができるようになったら直角縫いも簡単です。曲がりたい箇所で押さえ金を上げて、「針を刺したまま」生地を回転させます。
回したあと生地とミシンの辺を平行にすればきれいな直角が簡単に縫えます。
直線縫いのコツを併用することで、キレイな直角に仕上げることができます。
コツ3.厚みのある生地を縫うとき
厚い生地の縫い始めは押さえ金が斜めになってしまいます。押さえ金は真っすぐな状態でないと正しく進まないので、うまく縫えないという悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、押さえ金の後ろ側に生地と同じ厚さの布地を挟めば、押さえ金が真っすぐになるのでスムーズに縫うことができます。
コツ4.小さいカーブを縫うとき
小さなカーブを縫うには、カーブの箇所を4分割したイメージで1針ずつ縫っていくのがおすすめです。まずはカーブの手前までまっすぐに縫います。
カーブ部分を4分割するイメージで、押さえ金を上げて角度を変えながら1針ずつ縫うときれいに縫うことができます。角度を変える時は必ず針は刺したままにしましょう。
コツ5.大きいカーブを縫うとき
大きなカーブをきれいに縫うには、定規と千枚通しを使います。
まず、定規をミシンの横に固定します。定規の真ん中に針が来るようにセットするのがポイントです。この時、定規が押さえ金や送り歯に当たらないように注意してください。
例えば、直径8cmのカーブを縫いたい場合は、針から8cmのところに印をつけます。
次に、カーブが始まるところと先ほど付けた8cmの印の線が直角に交わるところにも印をつけます。
まずはカーブの手前までまっすぐ縫ったあと、千枚通しを写真の赤いマル印の箇所にセットします。すると千枚通しがコンパスの役割をして、生地が自動的に回ります。
印の場所に千枚通しをセットすると、カーブを歪ませずに布を回すことができます。
半径を変えれば色々な大きさのカーブを縫うことができます。
コツ6.端の処理をするとき
ジグザグ縫いの機能を使えば、生地の端の処理が簡単にできます。針が左に振った時は生地を縫って、右に振った時は生地が無いところを縫っています。
生地のあるところ、ないところを交互に縫うことで布端が巻き込まれて解けにくくなっていきます。
右に振った際には生地のないところを空縫いするため、端はキュッとすぼまるようなジグザグのステッチになります。
タオルの端の処理にも使えてとても便利です。
基本のミシンの縫い方を覚えてハンドメイドでデビューしよう
今回は基本のミシンの縫い方について紹介してきました。基本の縫い方の種類と今回紹介したコツを押さえておけば、簡単なハンドメイドアイテムであれば手作りできるでしょう。
もっとミシンの基本について知りたい人は以下の動画も参考にしてみてください。
【MeTAS+公式YouTubeチャンネル トラブルを防ぐ!ミシンを縫い始める前の準備編はコチラ】
ミシンの基本をおさえて、ハンドメイドデビューしてみませんか。
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