【簡単アップサイクル】気泡緩衝材とアイロンで作るサコッシュ

MeTAS+編集部
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今回は梱包などに使われる「気泡緩衝材」を加工してサコッシュを作っていきます。

必要なもの

以下の材料を準備します。

  • 気泡緩衝材(30×30cm)…5枚
  • クッキングシート
  • アイロン

緩衝材をアイロンで圧着するため、溶けた緩衝材がくっつかないようにクッキングシートは必ず使ってくださいね。

準備

クッキングシートを広めにしき、その上に緩衝材を置きます。

さらに上からクッキングシートを重ねます。
緩衝材の向きは表裏どちらでもOKです。

アイロンで緩衝材を圧着

アイロンの温度は中~強にしておきます。
緩衝材の気泡を潰すように、アイロンを押しあててください。
熱で溶けていくのでそんなに力を入れなくても大丈夫です。
地味な作業ですが、ひたすら気泡を潰していきましょう。

気泡を潰し終えたら、アイロンを滑らせるようにあてます。
プチっと気泡が潰れる音がなくなるまでかけましょう。

アイロンをあてると、和紙のような質感になりますよ。

同様の手順で4枚の緩衝材を重ねて、圧着していきます。
何枚か重ねるのは、強度を出すためです。
気泡を潰す感触がクセになる方も多いですよ。

このまま仕上げると、シンプルな和紙のような質感になります。

お菓子の袋をデザインのアクセントに

デザインのアクセントに、お菓子などの袋を切り取って使うのも1つのアイデアとしていいですね。
今回は、袋を好きな形に切って並べていきます。

切り取ったお菓子の袋はお好みの配置で大丈夫です。
ただし、袋口以外の3辺は後で圧着するので、2~3cm空けておいてください。(画像の赤線部分)

左半分と右半分が表面・裏面のデザインになります。

模様がズレないように注意しながら、緩衝材を重ねて圧着します。
アイロンをかける際は、必ずクッキングシートを被せてくださいね。

熱で緩衝材が溶けて、クッキングシートにくっついてしまっていることもあります。
そのためアイロンをあてた後は、適度に冷ましてから剥がすようにしてください。

1枚緩衝材を重ねることでお菓子の袋のツヤがなくなり、和紙の柄のような質感になります。

サコッシュの形を作る

今回のサコッシュの形は縦長にしていきます。
まず、袋口になる部分を約1.5cm内側に折り込みましょう。
クッキングシートを被せて、アイロンで圧着してください。

袋口をそろえた状態で、中表に合わせて半分に折ります。

袋口以外の2辺を約1.5cm圧着しますが、クッキングシートを被せた状態だと見えにくいのですよね。
このままだと1.5cmの幅だけをきれいに圧着するのは難しいです。

以下の手順で行うと、1.5cmの幅だけをきれいに圧着できます。

  1. クッキングシートを半分に折る
  2. 圧着したい幅でシートを折り返す

折り返したところを戻すと、折り目がつきます。
その折り目を目安にして圧着していきましょう。

きれいにくっつきました。
もう1辺も同様に圧着しましょう。

袋口は破れやすいですが、小さな破れなどは気にせず、本体を裏返します。
裏返しにくい場合は、底の部分を徐々に押し込むようにしましょう。

裏返したら形を整えます。

裏返した際に外れてしまった部分は、クッキングシートに挟み込んで圧着し直します。
熱を加えることで、補強もできますよ。

サコッシュの長さを短くする方法

サコッシュの長さを短くしたい場合は、袋口を好きな長さで折り返しましょう。
折り返すのではなく、折り込んでもいいですね。

ひもの取り付け

ひもの取り付けには、以下の材料を用意してください。

  • ひも
  • 穴あけパンチ
  • ハトメ(お好みで)

ひもは家にあるもので大丈夫です。

袋口の表面側に1箇所、裏面側に1箇所、穴をあけます。
穴をあける場所はお好みでOKです。

表側の穴にひもを結びつけます。
ひもの通し方や結び方に正解はないので、お好みで大丈夫です。
ただし、外れないようにしてくださいね。

工具などがあれば、お好みでハトメを取り付けるとワンポイントになります。
穴あけパンチで穴をあけた場合は、8mmのハトメを使いましょう。

裏側の穴にハトメをつけて、ひもを結びつけました。
ハトメがある方が締まりますね。

ハトメなしだと画像のような仕上がりになります。

完成

サコッシュのできあがりです。

デザイン例

今回はお菓子の袋をデザインに使いましたが、ビニール傘を使ったデザインもおすすめです。

本体の大きさや形を変えてみてください。
着物の生地を入れるデザインもありますよ。

カラーの緩衝材を使ったり、今回のような縦長ではなく横長にしたりもできます。

縫うこともできるので、チャックを縫い付けたデザインも可能です。

ポーチも作ることができます。
ぜひいろいろチャレンジしてみてくださいね。

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