日々の小さな成長の話
motif. 進藤純子
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1月も後半戦に突入し「1月は早い」なんて毎年口癖のように言ってるなと、改めて思う今日このごろです。
また、今年は我が子の高校受験が年明け早々ありましたので、年末年始は緊張感が張り詰めていたこともあって、案外早くに仕事しようか…と頭が切り替わるという珍しい新年を迎えておりました。
今年初の作業はたたらで作る豆皿からスタートしました。
たたら作りとは、粘土を平たく板状にしたものを器の形に成形していく作り方なのですが、今回は型にその板状の粘土を押し当てて、形を作るという、簡単な作り方です。
しかも豆皿なので、失敗が少ない。
単調でありスムーズに作ることができるので、すぐに没入感を得られる好きな作業の一つです。
この簡単そうな豆皿作り。ひとつひとつ同じように作っているつもりでも、回を重ねるごとにうまく作れるようになってくるもので、年明け早々に、これは、いつもと違う!と自画自賛してしまいました。
同じことの繰り返しの中に小さくても成長が見えるというのは気分がいいものです。
思わぬ小さな喜びを発見できた今年のスタートとなりました。
ゆっくり積み重ねて、引き続き頑張っていく所存でございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
PROFILE
- motif. 進藤純子
- 陶磁器で生活雑器や、オブジェ、アクセサリーなどを製作しています。
草や木、花、動物、ひと...等身近にあるものをモチーフに、ろくろやてびねりで形作ったものに絵付けを施し、個性をプラスして彩と楽しさを表現しています。
手作りの持つ独特の柔らかさと温かさ、筆で表す不確実さと濃淡に現れる動きで、作り手のその息遣いを感じていただけることを願っています。
【motif.オフィシャルサイトはこちら】
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