ことしの最強寒波の話

motif. 進藤 純子
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まだまだ寒い日が続いている2月。
天気予報で「冬型の気圧配置が…」と聞く度に、また雪がふるのかな…少し心配な気持ちになります。
雪が降り積もって喜んでいたのは我が子がまだとても小さかった頃の話で、ここ最近はすっかり、積もると困るの一点張りです。

私にとって冬の雪で困るのが、丹波篠山にある工房に行けない可能性があるということなんです。
現在住んでいる西宮の自宅と、お借りしている工房の丹波篠山では気温が少々違うので、今日はわりと温かいと感じ自宅を出た後、篠山に到着すると想像していたよりも寒い!ということがよくあります。

今年1月にやってきた最強寒波到来後、数日経ってから工房に行ったときは、まだまだ雪は残っていて、道路の凍結こそしてはいなかったのですが、工房の水道が凍結していました。
作り置きしてある釉薬がバケツの中で一つの氷の塊になってカチカチに凍っていました。
すぐに溶けるわけもなく、新たに作り直すしかなかったので、工房の主の母屋の方から水を貰い、なんとか作業を進めることができました。けど、まさか全部凍るとは…。

ことしの最強寒波はまさに「最強」を痛感した寒波でした。
温かい春が待ち遠しい日々です。

PROFILE

motif. 進藤 純子
陶磁器で生活雑器や、オブジェ、アクセサリーなどを製作しています。
草や木、花、動物、ひと...等身近にあるものをモチーフに、ろくろやてびねりで形作ったものに絵付けを施し、個性をプラスして彩と楽しさを表現しています。
手作りの持つ独特の柔らかさと温かさ、筆で表す不確実さと濃淡に現れる動きで、作り手のその息遣いを感じていただけることを願っています。
【motif.オフィシャルサイトはこちら】
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