【特別インタビュー】SNS総フォロワー数10万超”揺れる”アクセサリー作家・Rebecca(レベッカ)さんのクリエイティブの源泉とは?
いよいよ2024年3月16日(土)・17日(日) に「OSAKAアート&てづくりバザール VOL.45」(てづバ)が開催されます!
今回のてづバでは、SNS総フォロワー数10万超、揺れるアクセサリーを制作されている人気作家、Rebecca(レベッカ)さんが3月17日(日)に出店されます。
作品を発表すると、SNSでのいいねの数や「欲しい!かわいい!」「友達に自慢したくなる」と話題を呼んでいる今注目のクリエイターさんです。今回は、現在に至るまでの経緯やRebeccaさんの作品に対する思いについてお話をお伺いしました。
遊びながら始めてみた創作活動
ー去年もてづバにご参加いただきましたよね。出店された際は大行列ができていたとか。本日はお会いできるのをとても楽しみにしていました。どうぞよろしくお願いいたします!
こちらこそ、本日はよろしくお願いいたします!
ーRebeccaさんの作品は、SNSでの反響が凄まじい印象です。そもそも創作活動に至った経緯を教えてください。
制作を始める前はコーヒーに携わる仕事をしつつ、2018年ごろから制作を始めました。最初に制作したのは、自分の好きなスマホケースがなくて、デコレーションして手作りをしたのがきっかけです。最初の頃は、ほとんど遊びながら制作していました笑
その後、2021年から本格的に創作活動を始めていきます。
(手づくりのスマホケース)
ー本格的に創作活動を始めるきっかけは、何かあったのでしょうか。
そうですね。それまでは委託販売をしていたのですが、初めてハンドメイドイベントに出店したのがきっかけで、本格的に創作活動を始めるようになりました。
ーイベントきっかけなんですね。
そうですね。稲穂をモチーフにした作品をイベントに向けて制作したのですが、想像以上に行列ができ、その体験から「これでいいんだ。」「あ、この感覚で制作していけばいいのか」といったような感じでした。
(稲穂モチーフのアクセサリー)
ー初めてイベントに出て、行列ができるようになる時点で、すごく才能を感じてしまいます笑。元からどこかで、ものづくりを習っていたのでしょうか。
特に何か習ったという訳ではなく。小さい頃にはビーズを使った指輪作りをしていたりしました。
違う視点でものを見て、作って、試して、「らしさ」をつくる。
ー現在は液体の入った揺れるアクセサリーがすごく人気ですね。
液体の入った揺れるアクセサリーを作り始めたきっかけはありますでしょうか。
最初に作った揺れるアクセサリーは、「レモンのティーポット」です。友人に「中が揺れたらかわいいのにね。」と言われたのがきっかけで。当時は「でも作れないんだよね」と答えていたのですが、よくよく考えると「もしかすると作れるかもしれない」と思い、作ったのが揺れるアクセサリーです。
ーそんなRebeccaさんの作品は、バズを生んでいる作品が多いような気がするのですが、何か秘訣があるのでしょうか。
そうですね。バズらせようといった感覚はあまりなくて、ただ小さい頃から人と同じが嫌で、人と全く違ったものを発見したり買ったりすることがとても好きではあったかもしれません。笑
ーもしかすると、その考え方が多くの方に驚きや感動を生んでいるのかもしれないですね。作品の着想はどこから得ているのでしょうか。
いつもふと目に入ったものを、自分の中に当てはめていくというか、何かと何かが合致するような感覚なんです。アンテナを張っているときは逆に作れなかったりするのですが、普段の日常の中で、ふとした瞬間に直感のようなものが働いているのかもしれないです。
ー面白いですね!個人的にSNSを何度か拝見させていただいて、「シロクマ」と「すずめの卵」のイヤリングが好きでした。
(シロクマのイヤリング)
見ていただいたんですね、ありがとうございます!「シロクマ」の作品もそうですが、夏になったら氷の透明のものが多かったり、季節ものもお客さんが見たいだろうなと思うものを制作していたりします。
新しい作品を手に取ってもらいたい。
ー普段の制作ではどんな素材を使用されているのでしょうか。
ガラスとレジン、ワイヤーなどを使用しています。
ー制作している中で、こだわりや大切にされていることはございますか?
コーヒーであれば、やっぱりコーヒー好きさんが唸るような作品を作りたいです。紅茶は女性が喜びそうな綺麗めの作品を作ってみたい。何かその分野が好きな方にみていただきたいという気持ちはあります。
ーコーヒーなども研究されているんですか?
仕事で結構コーヒーを扱っていたこともあるのですが、コーヒーはどんどん進化して新しい器具がでてくるので、わからないことが多くて、今どういう器具があるのか調べたりしています。
また、コーヒーを淹れることも好きなので、自宅でもコーヒーを淹れて楽しんでいます。
ー制作している中で、大変なこと・苦労されていることはありますか?
アイデアが浮かんでも、うまく形にならない時はとても苦労します。理想の状態に至るまで試行錯誤を何度も繰り返しています。
ーそうなのですね。Rebeccaさんは、次々に新しい作品を制作されているなと感じているのですが、「新作を作りたい!」という気持ちはどこからくるのでしょうか。
やっぱり、進化していきたくて。お客様にも違ったものを見てもらいたいですね。
ー今後もRebeccaさんの作品は、すごく面白そうな作品ができそうですね。
女性にも男性にも届けられるような作品を。
ーお客さんにはご自身の作品を手に取ってもらうことで、変化してほしいなどはありますでしょうか。
作品を身につけることで、お客さんには嬉しい体験をしていただきたいなとは思います。
例えば友人や知人に「変わってるね!そのピアス、イヤリング!」と言われたら、作品を手に取ってもらったお客様が喜ぶのかなと思いますし、お客様の声でも「それRebeccaの作品でしょ。と友人に言われました!」「カフェの店員さんとかにそれどこのアクセサリーなんですか?と言われました!」とお客さんもすごく嬉しそうに話してくださるので、私自身も嬉しいです。
ーとても素敵ですね。最後に今後の展望を教えてください。
去年の9月頃にSCJAというコーヒーの祭典がありました。その祭典に参加した際、男性の方が意外に多くて、コーヒー好きな男性の方が多いんだな、と何か衝撃を受けたんですよね。これまでピアスやイヤリングを制作することが多かったので、今年はキーリングやキーホルダーなど、男性の方も喜んでいただけるような作品を模索中です。
ー去年はてづバに初参加で行列だったんですよね。ご出店のきっかけは何かありますか?
関西の方と直接お会いしたいという気持ちが以前からありました。お客さんが来てくれるのか不安だったんですけど、去年勇気を出して参加してみました。ありがたいことに、SNSがきっかけで見てくれて多くの方にお越しいただけました。
ー今回のてづバには3月17日(日)のみのご出店ということですが、当日はどのようなブースを出される予定ですか?
今回、顔出しをしないで行こうと思っていまして、特注のかぶりものを用意しています。お客さんに楽しんでもらえたらいいなと思っています。ブースは作品が見やすいような、手に取っていただきやすいような、そんな陳列を心がけたいです。
ーどんなかぶりものなのかは当日のお楽しみということですね。笑
はい、今仕込んでいる最中です。笑 てづバにいらっしゃる方は、ぜひ楽しんでもらえたらなと思っています!
インタビューを終えて
Rebeccaさんの独創的な作品ができるまでの経緯はいかがでしたでしょうか。
作品自体の素敵さに触れていただくことはもちろん、その作品を制作されている作家さんについて知っていただくことで、ハンドメイドに興味を持ってくださる方が増えると嬉しく思います。
テレビ大阪主催のてづバでは、毎回多様な感性を持ったクリエイターが一同に集結します。当日はクリエイターさんとの会話も楽しみながら、新たな発見や出会いを体感してみてくださいね。
イベント情報
名称:OSAKAアート&てづくりバザールvol.45(てづバ)
日程:2024年3月16日(土)~17日(日)
時間:午前10時~夕方5時(第2特設会場のみ午前11時オープン)※最終入場は午後4時30分
会場:大阪南港ATCホール+第2特設会場(O’s棟北館3F)
主催:テレビ大阪・ATC
入場料:当日券 800円 前売券 : 700円
公式HP:https://www.tv-osaka.co.jp/event/makingbazaar/vol45/
PROFILE
- COTU
- MeTAS+編集部 オフィシャルライターのCOTUです。趣味でビーズ刺繍やオーガンジー刺繍、レジンなどのアクセサリーを制作しています。ハンドメイドのお店やオーナー様への取材、イベントの紹介などを行っています。
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