水引の結びが持つ意味〜蝶・叶編〜
uria
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前回の水引の結びが持つ意味の第二回です。
今回は似て非なる結び方です。
ご祝儀袋を選ぶ際は是非注目してみて下さい。
蝶結び
まるで蝶が羽を広げたように見える蝶結び。
別名、花結びとも呼ばれます。
この結び方は前回ご紹介したあわじ結びや、梅結びと違って
結びを解いても何回でも結び直すことができます。
このことから「何度繰り返しても良いお祝い事」に使われる結び方です。
例で挙げると、お食い初めや、入学・卒業・成人などのお子さんの成長に関わるお祝い事や、
お中元やお歳暮などにも使用される結び方です。
こうやって例を挙げると、一見何にでも使える結び方のように思いますが、
結婚式や快気祝いなど「繰り返してはいけない」お祝い事には絶対に使用NGです。
特に結婚式でのご祝儀袋を選ぶ際には、この蝶結びが使われていないことを確認して下さいね。
これは簡単に解けて結び直せるため、アクセサリーには出来ません。
フリー画像を参考までに。
叶結び
先程の蝶結びと、何が違うの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
フォルムは凄く似通ってますよね、でも違うのです。
こちらの叶結びは真ん中の部分でキュッと水引を締める形になっているので、
蝶結びと違って結び直しは出来ません。
名前の由来は、正面から見た真ん中の形が「口」に、
裏から見ると「十」の形に見えることから
「叶」結びと呼ばれるようになりました。
名前の通り、「願いが叶いますように」という意味がありよく御守りに使われる結び方です。
意外と身近なところにも水引が意味を持って使われています。
お手元に御守りをお持ちの方は是非、見てみて下さいね。
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