結婚式のご祝儀袋リメイク「水引アート」
皆様お久しぶりです。
12月のギフトシーズンに催事への出品依頼も重なり在庫の自転車操業が始まり早3ヶ月。
作っては送り、作っては送り、で
なんとかいつものペースである
「1ヶ月前に予定納品分を準備しておく。」
ところまで在庫を増やすことができ、ひと段落しました。
令和4年度の確定申告も済ませ、昨年の販売数などをまとめていると、1年間で4,000個以上の作品をお客様にお迎えいただいていました。
2022年そんなに作ったんだなぁ…
と自分でもビックリしました。
今まではMeTAS+での作家紹介文で「年間3,000個以上」と表記しておりましたが、今回からは「年間4,000個以上」と記載しますね。
1日も休まずに作り続けて、
1日約11個作らなければならない計算…
本当に一日、一日の積み重ねが大事だなぁ。
と思う年度末です。
さて、
12月1日に公開された「アクセサリー作家で得すること」の記事でも触れた従兄弟の結婚式の後日談?のような、
今回は言うなれば「水引作家だから」のお話になります。
水引アクセサリーを制作・販売していることは
親戚はもちろん、私の友人・知人はみんな知っています。
その上で呼ばれた結婚式、
流石に市販のご祝儀袋では行きにくい…。
なんとなく水引を仕事にしているプライド?
のようなものです。
ご祝儀袋までハンドメイドは流石に難しいので、
袋を買ってきて、その柄に合う結びを結びの意味も考えながらデザインしていきます。
そんなこんなで参列させていただいた従兄弟の結婚式。
実は事前に「ご祝儀袋についていた水引を全部ちょうだい!」と伝えており、貰った水引たちで組み上げた作品がこちら!!
いつもはアクセサリーを作っている私ですが、今回は「水引アート」です。
結婚式に招待する程、縁を大切にしたい方々からいただいた水引。
捨ててしまうのももったいないような気もするけど、使い道も保存場所もない…なんてことありますよね。
一番大切にしたことは、
一つも余すことなく、全ての水引を使用して一つの作品に仕上げたことです。
一生に一度のハレの日の記憶
その象徴となるような縁起の良いアート・オブジェとして。
いつまでも幸せな家庭を、両家の縁を結ぶ願いを込めて作らせてもらいました。
横から見ると結構厚みがあります。
この厚みも集まった人たちのご縁の結集。
新郎新婦2人だけじゃない両家のご縁の厚みです。
従兄弟夫婦に後日サプライズでプレゼントした時には事前に「水引をちょうだい!」としか伝えていなかったので「仕事の材料を仕入れたかったのかな?って思ってた」
と言われてしまいましたが、
結婚式のご祝儀袋に使われる水引結びは「結び切り」
一度結ぶと2度と結び直せない結び方です。
これも以前の水引が持つ意味の記事でも触れましたね。
もし、興味があればそちらの記事もご覧下さい。
今回は昔から付き合いのある従兄弟の結婚式
ということで制作した
結婚式のご祝儀袋リメイク「水引アート」
旦那からは
「これも商品化すれば需要ありそうなのにね。」
と言われましたが、、、
どんな結びの水引が入っているか
どんなカラーの水引が入っているかは
完全にケースバイケース。
全体を俯瞰して見て、
デザインを考え実際に組み上げていき、
一つの作品を仕上げるのにかかった時間は
約1週間
どうやって年間4,000個のアクセサリー制作と
折り合いをつけるのか…
そもそも完全オーダーでデザインを一つ一つ考えることから、制作料金の時間を計算すると料金がすごい額に…笑
それでも依頼・興味があれば、
SNS等を通じてお声がけ下さい。
PROFILE
関連記事
PICK UP
ミタス編集部がおすすめするピックアップ記事
RANKING
ハンドメイドの人気記事