【3ステップで簡単!】ジャージの擦り切れ・穴の補修方法

MeTAS+編集部
MeTAS+編集部です。MeTAS+では、アーティストやクリエイターの世界観やハンドメイドの最新情報をWEBサイト、YouTubeなどを通じて発信しています。
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
さらに表示

運動などをしていると、ジャージのひざなどが擦り切れたり、穴が空いたりすることがありますよね?

今回は、ジャージの擦り切れや穴を簡単に直す方法を紹介します。

お気に入りのジャージが破れてしまった! というお悩みがある方は必見です。

学校のジャージにも対応できますよ。

用意するもの

用意するものは、以下の3点のみです。

  • 薄い生地の端布(ストッキングなど)
  • ウーリーロック(ウーリーナイロン)
  • 14番のニット針

【補修ステップ①】ミシンの準備

まずはミシンの針を替えます。
中厚地用14番のニット専用針を使用しましょう。

上糸・下糸ともに、伸び縮みする糸のウーリーロックをセットしてください。
セットは通常通りで大丈夫です。

ジャージやTシャツなど伸縮性のある生地は、普通地用で縫うと糸が切れてしまいます。
ウーリーロックは、Tシャツの裾上げなどにも活用できる便利な糸です。
通常、そうしたニット生地を縫うときは下糸のみウーリーロックを使いますが、今回は上糸・下糸どちらもウーリーロックに替えるのがポイントです!

【補修ステップ②】裏布を固定

準備が整ったら補修開始です。
ジャージを裏返して、直したい部分に薄布を当てます。

ミシンのフリーアームを取り外します。

ジャージを差し込み、セットします。

布目に沿って一方向から、裏布の真ん中をゆっくり縫い付けます。
スピードは一番ゆっくりです。

キズの大きさより少し大きめに縫えたら、返し縫いをせずミシンの止め縫い機能もしくは縫い目を小さくしましょう。

一方向から縫うため、一列縫い終わったらまた上から縫い始めてください。

【補修ステップ③】表から縫って埋める

中央を縫って裏布が固定できたら、余分な部分を切り取ります。

ジャージを表に返して、表側からキズ部分を布目に沿って縫います。
キズの終わり位置まで来たら、止め縫いをしましょう。

一方向から縫うため、また上に戻って縫います。
返し縫いは使わずに同じ方向に何度か縫ってください。
キズを縫い合わせるのではなく、糸で織って生地を作るイメージです。
キズがふさがり、目立たなくなるまで繰り返しましょう。

最初に止めた下糸を取ります。

伸縮性のあるウーリーロックで埋まってきました。
キズがまだ気になる場合は、一方向から縫う作業をさらに行ってください。

縫い込んでいない余計な糸を取り除きます。

クッキングシートを乗せて、軽くアイロンをかけたら完成です!

補修が完了

ジャージの伸縮性を保ったまま、キズがふさがりました!

関連記事

PICK UP

ミタス編集部がおすすめするピックアップ記事

RANKING

ハンドメイドの人気記事