編み物初心者さん必見!おすすめの毛糸の選び方と種類とは?

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「編み物」と聞くと、楽しそうだけどなんだか難しそう。そもそも何から始めたらいいか分からない。と敷居が高いイメージはありませんか?

実は意外と簡単。毛糸と編み針があればすぐに始めることができます。

今回は、毛糸の種類や初心者おすすめの毛糸の選び方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

結論から!まず初心者が始めるのに最適な毛糸の選び方

まずは「作りたい作品」にあわせて毛糸を選ぶことをおすすめします。

また、最初は太い糸で触り心地の良いものを選ぶことがおすすめです。太い糸は細い糸よりも編みやすく、触り心地の良い毛糸を選んで編むと、編み物がより楽しくなりますよ。最初は楽しみを重視して選んでみましょう。

とは言っても、毛糸は奥が深く、太さや素材の違いによって作品の仕上がりに差が生じます。毛糸選びの参考になるように、いくつかご紹介していきます。

毛糸の太さにはどんなものがある?

毛糸では主に、超極太、極太、並太、合太、中細、極細の6つの太さが一般的です。毛糸の太さに合わせて針選びを変えることで、作風が変化します。ただし、メーカーやブランドによっては太さの表記が異なることもあるので、編み始める前にはラベルを確認したり、事前にネットで情報を調べておきましょう。

毛糸の素材にはどんなものがある?

毛糸の素材は複数ありますので、代表的な素材の特徴を簡単にご紹介していきます。

ウール(羊毛)

最も一般的な毛糸の素材で、羊の毛から採取された天然繊維です。保温性が高く湿気を吸収する性質があります。冬は暖かく、セーターやマフラーによく使われています。

アクリル

合成繊維から作られる毛糸素材です。ウールに似た柔らかく暖かい性質があります。また、アクリルは耐久性があり、ウールアレルギーの方にも適しています。

シルク

蚕の繭から採取される天然繊維です。滑らかな光沢があります。高い吸放湿性や保温性にも優れ、静電気が起きにくい性質があります。

モヘア

アンゴラヤギの毛から採取された天然繊維です。柔らかくてふわふわとした手触りが特徴です。保温性と吸湿性が高いです。

コットン

植物の木綿の種から採取される天然繊維です。吸水性や吸湿性が高く、通気性もよく丈夫。夏の暑い時期には涼しげな服装に最適です。

アルパカ

アルパカの毛から採取された天然繊維です。ウールよりも柔らかく、暖かく感じると言われています。アルパカは軽い素材で、皮膚に対する刺激が少ないため、敏感肌の方にもおすすめです。

毛糸の形状にはどんなものがある?

また、糸を選ぶ際には糸の形状にも注目してください。初心者の方には一般的にストレートヤーンと呼ばれる糸の太さが均一になっているものがおすすめです。

ストレートヤーン

まっすぐな毛糸。最も一般的

ループヤーン

くるくるとした、輪が連なるようにして紡がれた毛糸

モヘア

毛足が長く、起毛のある毛糸。ふわふわした触り心地

ツイード

複数の色の糸を紡いだ毛糸。味わいのある風合い

スラブヤーン

糸の太さが不均等な毛糸。糸のところどころに節がある

毛糸ラベルの見方

毛糸の基本情報は、毛糸のラベルに表記されています。ラベルを確認してから、購入の参考にしてみてください。一般的な毛糸ラベルに表示される情報と見方についてご紹介していきます。

品質

ラベルには糸がどの素材でできているかが記載されます。ウール、アクリル、コットン、シルクなどが一般的な素材です。編みたい作品によって選んでみましょう。

参考使用針

毛糸を編むのに適した針の号数の目安が記載されています。編み物が初めての方は、ラベルに記載されたメーカーおすすめの針の号数を参考にしてみてください。

標準状態重量

一玉のグラムとメートル数が表記されています。

標準ゲージ

ゲージとは編み目の大きさのことで、10cm✖️10cm四方内の目数と段数が表記されています。編み目の大きさでサイズが決まるので、編み目がゆるいとサイズが大きく、小さくてきついとサイズが小さくなります。

ケアラベル

毛糸の手入れ方法が表記されています。洗濯機や手洗い、アイロンのかけ方などの指示が含まれます。

カラーロット

ロットとは、糸の色を染めた時の釜の番号(毛糸の製造番号)のことです。色番号が同じでもロット番号が異なると、若干の色の濃淡が生じます。毛糸を購入の際は、少し余分に購入することをおすすめします。

 

ラベル情報を確認して、毛糸選びから楽しんでみてください。

編み物にチャレンジ!お気に入りの毛糸を探してみよう

今回は、毛糸の種類や初心者さんにオススメの選び方をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

編み物をこれから始める方には、奥が深そうな毛糸。毛糸選び方によって、作り出す作品の雰囲気も変わってきます。

触り心地も楽しみながら、編み物に挑戦してみてくださいね。

この記事の毛糸に関する情報は、京都の手芸糸メーカー「ハマナカ株式会社」さんに監修いただきました。

「ハマナカ」が手掛ける、手編み糸を中心とした手芸の材料・道具・オリジナルキットを販売するお店【イトコバコ】を取材したときの様子はMeTAS+のコチラの記事からご覧ください。

 

監修

ハマナカ株式会社

ハマナカホームページ http://www.hamanaka.co.jp/
ハマナカ公式X https://twitter.com/AMUUSE_JP
手編みと手芸の情報サイト あむゆーず https://www.amuuse.jp/index.html

PROFILE

COTU
MeTAS+編集部 オフィシャルライターのCOTUです。趣味でビーズ刺繍やオーガンジー刺繍、レジンなどのアクセサリーを制作しています。ハンドメイドのお店やオーナー様への取材、イベントの紹介などを行っています。

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