溶けない、ことばの入浴剤|風呂本
こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。いよいよ寒波がやってきました。冬ですね~
そんな冬には、やっぱり温泉
ぽっかぽかのお風呂がうれしい季節。わたしは温泉が大好き!というほどでもないのですが、旅行は好きなので、その時にせっかくだしと温泉に入ったりします。
写真は2017年に行った群馬県の磯部温泉。温泉マーク発祥の地でもあるそうです。もう5年もたったとは・・・また旅行に行きたいなあ。
こちらは有名な温泉地、大分県の別府。さらにさかのぼる2014年、手製本のイベントに参加するため訪れました。
当時わたしはこのイベントに向けて、どうしても作りたい本がありました。
おふろで読める本
そう、それが風呂本。ふろぼんです。(別府の思い出MAPもチラリ)
表紙にビニール布を使用し、中の詩は「ストーンペーパー」なるものに印刷。ストーンペーパーとは、その名の通り石でできた紙!水に強く、破れにくい特徴があります。
わたしはこの紙と「金沢ペーパーショウ2014」で出会い、これで本を作りたい!とすぐさま思ったのでした。
出来上がった豆本をお湯に浮かべてみると・・・。
ふしぎふしぎ。本当に、破れません。インクジェットプリンタで印刷した文字も、消えません。
これぞ、溶けない入浴剤。
いろんな風呂本を作りたい
温泉にちなんで、「男湯」「女湯」「混浴」の三種類を作りました。
もちろん、男でも女湯を読んで良いし、ひとりで混浴を読んでも良い。
別府でのイベント後は、許可をとって実際に温泉で読んでくれた方もいたそうです。それ、すてきすぎる~!
毎日のお風呂をめんどくさがる娘たちにも、なにか楽しめる風呂本を作ろうかなあ。
溶けるバスボールより、溶けない風呂本の方が、コスパも良い。(この大量のバスボールの中身、どうすんの・・・)
おふろでぽっかぽか読書。豆本なら、きっとのぼせることもなし!
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