いろんなものを見たい|空中めがね(福豆文庫)
こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。
10年ほど前から、夫の転勤で石川県に住んでいます。
お正月は実家に帰省中だったため、家族全員無事でした。
家も能登からは離れた金沢近郊なので、今は大きな混乱もなく過ごせています。
能登にはたくさん思い出があるので、様子を見つつ復旧復興のお手伝いにいけたらと思っています。
空中めがねがあったなら
水中めがねは、水の中を見やすくするもの。
ならば空からいろんな景色が見える、空中めがねがあったらなあ。
空からの想像の景色を詩にして、15年ほど前に「空中めがね」という本を作っていました。
まだ福豆文庫を作り始める少し前。
A5サイズの手製本で、布を表紙にしてみたのはこれが最初でした。
中は手書きの詩と、マスキングテープで描いた模様やイラスト。
豆本に再編集
この「空中めがね」が福豆文庫に仲間入りしたのは、2年前のこと。
きっかけは、当時3歳の娘に弱視がわかったこと、メガネ治療がはじまったことでした。
最初はネガティブに悩んだりもしましたが、娘のお気に入りメガネも見つかり、早くにわかったのが幸運だと前向きにとらえることができました。
メガネはすごい。
いろんなメガネがあって面白い!
そんな楽しいメガネ詩集を作りたいなと思い、豆本として「空中めがね」を再編集することに。
表紙に使ったのは、娘が描いた絵。
ちょうちょを描いたのだと思うのですが、それがメガネにも見えて、かわいいなと思ったのです。
そこにタイトル「空中めがね」の字を入れて、オリジナル布のリアルファブリックさんに発注。
いい感じの表紙に仕上がりました。
掲載している詩のタイトルは、すべてメガネに関するもの。
空中めがね、水中めがね、アイマスク、虫めがね、コンタクトレンズ、こどもめがね、サングラス、ヒゲメガネ、PCメガネ、老眼鏡、だてメガネ、ゴーグル、色めがね。
「めがね」を書きすぎてちょっとわけがわからなくなってきましたが、こうして書くだけでも、たくさんあって面白い世界です。
娘は5歳になり、メガネ治療のおかげか視力もだいぶ良くなってきました。
これからも目を大切にして、いろんなものを見ていけたらいいね。
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