京都の紙屋さん「楽紙館」をたずねて|ロクタ紙の御集印帳

手づくり本屋 こころあそび

こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。

 

先日、ワークショップの紙選びで京都を訪れたとき、立ち寄りたいなと思っていたお店がありました。

それは、京都文化博物館内にある紙屋さん「楽紙館」です。

 

大学や新入社員の頃は京都で過ごしていたため、ちょこちょこ楽紙館の紙に癒されていました。

なつかしい気持ちで向かい、またいろいろな紙に触れてほっこり。

店外にも広がる紙たち

お店の外にも紙のコーナーがあって、ここには折り紙や和紙の端紙などが並んでいます。

かつて、わたしはここでキラキラしたシルバーの紙に出会い、それを写真詩集「線路」の表紙に使いました。

もう今は手元にその紙がなくなり、別の紙で表紙を作っているのですが、あのとき出会った紙にまた出会えないかな~と日々目を光らせています。

 

ロクタ紙の御集印帳

「何か買って帰ろう」と思っていたので、表紙に一目ぼれしたこちらを購入しました。

ネパールのロクタ紙を使用しているそう。

「ロクタ」は、ヒマラヤ山脈の標高1800m~3000mに自生する植物で、その木から作られている紙とのことです。

 

ロクタ紙って、聞いたことあるな・・・と思っていたのですが、思い出しました。

MeTAS+クリエイターになった当初に書いた記事で紹介していた本「世界の紙を巡る旅」。

この表紙も、ロクタ紙だったのでした。

好きなものって、知らず知らずのうちに自分に集まってくるんだなあ。

御集印帳の使いみち

さて、わたしは御朱印を集めているわけではないのですが、どうしてこれを買ったのかというと。

駅や観光所などのスタンプを集めるのが好きで、そのノートがもういっぱいになっていたため、新しいノートを探していたのです。

これからはロクタ紙の御集印帳に、旅のスタンプを押していこうと思います。

かばんのポケットにいつも常備。

この御集印帳がいつもいっしょだと思うと、それだけでお出かけがうきうきしてきます。

PROFILE

手づくり本屋 こころあそび
おみやげの包み紙や古着など、身近な素材でちいさな本を作っています。大学時代に新風舎出版賞で大賞、詩画集「かくれんぼみち」出版。もっと気軽にいろいろな本を作りたいと、2009年「こころあそび」をはじめました。3人のこどもが寝たあとが、至福の制作タイム(&おやつコーヒータイム)。毎週月曜日に投稿予定です。
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