革製品の修理
修理のご相談がありました
OUGI Leathers では私が作った物だけですが修理も受け付けています。
今回、以前にお買い上げいただいた財布の修理の依頼を受けました。
3~4年程前の財布でしょうか?
手縫いしていますので縫い目はしっかりしていますが、ファスナーの持ち手がとれたという事でした。
愛用していただいているのがわかりますね!
かなり使い込んでいただいています。
修理をお願いされるという事はこの先も使っていきたいという事です。
依頼されるととても嬉しいです。
(新しい革製品を買うときは、修理も受けてもらえるのか聞くとよいですね!)
コバ(革の切り口)もさすがに傷んでますね!
この形の財布は、外装と内装の間にファスナーを挟んでいる形ですので
革を傷つけずに糸を解いていきます。
手縫いは糸を抜くのがとても大変です・・・
こちらに縫い方など書いてますのでよろしければ!
”手縫い”で製作している理由|読みもの|MeTAS+(ミタス)『ハンドメイドのある暮らし』 (tv-osaka.co.jp)
解いて中身を見てみると…3~4年前はこんな感じで作ってたか!
など当時の事を思い出しながら進めていきました。
交換完了
ファスナーを貼り直し、傷んでいるコバを直して再び縫い付け、修理を終えました。
これでまたお役に立てる物になったと思います。
私は私の作った物で修理出来るものは修理します。
ですが頻繁に戻ってくると大変ですので丈夫に作っています。
おかげで手縫いが原因の修理は今の所ありません。
ファスナーや留のホックなど金具が先に壊れます。
もう少し金具も長持ちしてほしいなと思ったりもしますが…
昔作ったものがみられるので良いのかもしれません。
PROFILE
- OUGI Leathers
- 大阪市西区新町でオリジナルレザーアイテムの製作販売、オーダーメイドの製作、手縫いの革教室をしています。https://handsewn.ougileathers.shop/
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