KAYO AOYAMA × レピヤンリボン【前編】|デザイナーとコラボレーションした心ときめくチロルリボンを福井から

Kaori Sawada
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「リボン」という言葉を聞いただけで、なんだかワクワクしてしまう。そんなMeTAS+ユーザーの皆様の心がときめき、思わず手に取ってみたくなるリボンが先月発売されました!

KAYO AOYAMA × レピヤンリボン

写真提供:㈱松川レピヤン

 

福井県坂井市丸岡町の株式会社松川レピヤンが手掛ける、オリジナルチロルリボンブランド「レピヤンリボン」と、テキスタイルデザイナーの青山佳世さんのブランド「KAYO AOYAMA」がコラボレーションしたリボンです。

 

柄は「lemon」「tiny blossoms」「margaret」の3種類、各5色ずつの展開で、実際手に取っていただくと可愛さに加え、やさしい温もりも感じられるリボンです。

写真提供:㈱松川レピヤン

 

既にこのチロルリボンを使って作りたいものが頭に思い浮かんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回はこのリボンの魅力をお届けするため、企画に携わられたレピヤンリボンのようこさんと後藤愛里さんにお話を伺いました。

左:RIBBON’S CAFE店長のようこさん

右:セールスプロモーション担当の後藤愛里さん

可愛くて、どこか懐かしいレピヤンリボン

――まずは「レピヤンリボン」のブランドコンセプトについて教えて下さい。

 

(ようこさん)レピヤンリボンは、大正時代に創業した福井県の細幅織物工場がつくる、可愛くて、どこか懐かしいリボンと小物のブランドで、7年前に立ち上げました。レピヤンリボンのオリジナルチロルリボンは、デザインから製造までを全て私たちが行っており、国内最大のチロルリボン工場で一本ずつ丁寧に織り上げています。お客様と一緒にブランドを守り育てていきたいと考えているので、「レピヤンリボンアワード」というコンテストの開催やSNSを通じて交流し、リボンの可愛さを発信しています。

 

チロルリボンは、もともとチロル地方の民族衣装に使用されているリボンが始まりと言われています。伝統的な手法で織られた日常の生活に溶け込むリボンで、皆様の生活を彩っていただきたいと考えています。

 

――テキスタイルデザイナーの青山佳世さんとコラボレーションされた背景を教えてください。

 

(後藤さん)青山さんとのプロジェクトは約1年前からスタートしました。青山さんはご自身が描かれた水彩画を使ったテキスタイルデザイナーで、レピヤンリボンが出店していたテキスタイルのイベントに青山さんも出店されていたことから交流が始まりました。会場で私たちのリボンを実際にご覧いただき、青山さんのオリジナルリボンを織ることをご相談いただいきました。そこで、これまで3名のデザイナーさんとコラボレーションリボンを販売した経緯から、4人目となるコラボレーションをお願いすることになりました。すると快くお引き受けいただき今回のリボンの商品化が実現しました。

写真提供:㈱松川レピヤン

 

――「lemon」「tiny blossoms」「margaret」の3種類のデザインを選ばれた理由は何ですか?

 

(ようこさん)青山さんからデザインが何種類か送られてきて、どれも可愛くてすべて欲しくなってしまいました(笑)。その中で3種類を選んだポイントですが、まず「lemon」に関してはレモンの大柄が面白いね、という工場長の意見からですね。「tiny blossoms」と「margaret」は小花の柄がこれまでなかったので採用しました。青山さんはスウェーデンでテキスタイルデザインを学ばれたので、北欧らしい植物などの自然豊かなデザインが特徴です。それがレピヤンリボンにもとてもよく合うと思いました。

写提供:㈱松川レピヤン

(青山さんのイラストの雰囲気をリボンで表現しています

写真提供:㈱松川レピヤン

 

(ようこさん)青山さんか決めてくださった配色もすごく良かったですね。リボンが織り上がってきた時に、工場の職人である織工さんが「かわいい!」と思わず声を上げてしまうほどでした(笑)。青山さんも出来上がりを見て、とてもかわいいとおっしゃって下さいました。

RIBBON'S CAFEではリボンの販売や、予約不要のワークショップも

――ようこさんは「RIBBON’S CAFE」の店長をされていますが、どのようなお店なのでしょうか。

 

(ようこさん)RIBBON’S CAFEは今年の1月にオープンしました。チロルリボン工場(エイトリボン)の敷地内にあり、レピヤンリボンの直営店です。

写真提供:㈱松川レピヤン

(RIBBON’S CAFEの店内)

 

(ようこさん)ここではリボンやリボンを使った作品の販売だけでなく、予約不要のワークショップを行っています。私が子どもの頃は近所に手芸屋さんがあって、そこのお店の方にずっと手芸を教えてもらっていたんですね。それを再現したいと思って始めました。どなたでも気軽に参加でき、リボンを使ったものを中心に様々なワークショップも企画していきたいと考えています。

写真提供:㈱松川レピヤン

(その場で何か作って持ち帰ることができます)

 

――レピヤンリボンのターゲット層はありますか?

 

(後藤さん)レピヤンリボンが狙うターゲットとは、まさにようこさんなんです。幼い頃から手芸が好きで、リボンをはじめかわいいものが大好き、持ち物やお洋服などのセンスも素敵で、ときめいたものはすぐ手に入れたい。そんな方をターゲットにしています。

同時に様々なペルソナにもアプローチしていて、そもそも手芸をする人口が減ってしまっているので、まずは手芸に興味を持ってくださる20〜30代の方を増やしていきたいと考えています。

写真提供:㈱松川レピヤン

(店内にはレピヤンリボン以外にもたくさんのチロルリボンが並んでいます)

前編では青山さんとのコラボレーションしたレピヤンリボンとRIBBON’S CAFEについて伺いました。

後編ではリボンの制作工程について教えていただきます。

【ブランド情報】

レピヤンリボン

HP:https://rapyarnribbon.jp/item/oribbon

Instagram::@rapyarn_ribbon

 

RIBBON’S CAFE

HP: https://ribbonscafe.jp/

Instagram::@ ribbonscafe

福井県坂井市丸岡町堀水13−8(エイトリボン敷地内)
TEL:090-2123-3366

 

※ご来店時は営業日・営業時間を上記HP・SNSにてお確かめください。

※記載は取材時点の情報となります。

PROFILE

Kaori Sawada
2022年11月からMeTAS+で記事を書かせていただくことになりました!取材を通じて色んな方にお会いできるのが楽しみです。

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