現地の人からも注目される、香港の楽しくて豪快なテンションを作品に！

OSAKAアート&てづくりバザールVol.42にて両日ミニギャラリーとワークショップを開催します！刺繍クリエイターで香港政府観光局認定「香港スーパーファン」クリエイターにも認定されている竹岡かつみさんにお話を伺いました。

【前回記事はこちら】

（タフティングで作られた獅子）

ーー竹岡さんの作品を見ると、元気になりますね！香港のワクワクする熱気が感じられます。

作品を見て元気が出たと言っていただけるととっても嬉しいですし、この仕事のやり甲斐です。

私は香港の歴史や事情についてよく知っているかと聞かれるとそうではありません。私の好きな香港、好きな食べ物、そこで感じる楽しい気分を作品に込めて表現したいと思っています。ちょうど海外から日本に来られる旅行者が、サムライやニンジャ、スシなどの日本の文化を、本物とはちょっと違うことがあっても好きな感じと同じですね。旅行者として香港に行った時のテンションを作品で表現しているので、その気分は同じ旅行者である香港迷の方々も似ているのではないかと思うんです。

（エッグタルトや飲茶などの食べ物モチーフがかわいい！）

ーー香港に住んでみたいと思われることもありますか？

それも考えたことはありますが、私はやっぱり外から見る香港を表現したいですね。日本から香港に移住して長年経った方からはよく、「竹岡さんの作品を見ると、初めて香港に来た時のことを思い出す」と言われます。そこでの暮らしが長くなると、また違う香港の楽しみ方ができることも魅力的ですが、私はいつも香港というテーマパークを楽しむ旅行者でいたいと思っています。

（観光客に人気の、ビクトリア・ハーバーを巡るスターフェリー）

ーー今後の活動などについて教えてください。現在は、香港政府観光局認定「香港スーパーファン」クリエイターとしても活動されていますね。

去年６月頃に香港政府観光局から、「アフターコロナの観光復興に向けた新プログラム”スーパー香港ファン”として認定したいのですがいかがですか？」という内容の英語のメールが届いたんたんです。最初はニセモノじゃないかと疑ったのですが（笑）、日本の香港政府観光局の方からも連絡をいただいて本当だということが分かり認定をしていただくことになりました。

（刺繍と写真を組み合わせた作品）

ーーきっと竹岡さんの作品の持つパワーと、香港の持つパワーが合うのだと思いました。

刺繍ってどちらかというと細かく綺麗で静方表現という感じですが、私はパンチニードルやタフティングを使って、パワーのある激しい表現の作品を作りたいんです（笑）。なので、あまりテーマに選ばれないようなものを作ると面白いかなと考えています。

展示する場所もギャラリーに限らず、皆さんがくつろげるスペースやお店に置いていただけることが夢です。

（人気のパンダモチーフの新作は椅子のカバー）

ーー香港の現地に暮らす方々ともSNSを通じて交流があるそうですね。

そうなんです。Instagramなどを見てメッセージを送ってきてくれたりするので嬉しいです。あと今香港の人は日本のことが大好きなので、てづバのような手作りマーケットがすごく流行っているそうですよ。日本のような作品が特に人気だそうです。

（こちらもタフティングで作られた「福」の壁掛け）

作品同様のパワー溢れるお人柄の竹岡さん。お話を聞いていると、私も香港へ行ってみたくなりました。

てづバでは竹岡さんのワークショップと作品と一緒に写真が撮れるミニギャラリーもあるので、ぜひお越しください！

※ワークショップの事前申込は既に満席となっておりますが、当日申込のお席がありますよ！※当日のお申し込みは直接ブースにてお問い合わせください。
【詳しくはこちら】

【名前】
竹岡かつみ

【Webサイト・SNS】
https://www.rhizome.jp/dokidoki/
Instagram @katsumitakeoka