読書の秋｜ ココ・シャネルの言葉

こんにちは。
LightのLingoです。

夏の暑さが終わり、涼しくなってきたので、リンゴハウスでは、また切花や枝を飾り始めました。

A&Cさんのパネルも、大好きなゴッホのパネルを新しくお迎えしましたよ。

『自分の世界を突き抜けたい』という思いから、思いっきり枠に収まっていない糸杉の絵を選びました。

台風の影響があった一週間でしたが、皆さま、いかがお過ごしでしたでしょうか？

私は、気圧の影響で1日ダウンしておりました。
ちょうどお店がお休みだったので、良かったのですが、全く起き上がれず、ひたすらソファーで横になっては、眠っておりました。

Lingoは、ゴリラのようにワイルドな一面もございますが、わりと敏感で繊細な部分もございます…。

仕事をしたくて、たくさん持ち帰っておりましたが、すっぱりと諦めました。
諦めがつくと、スッキリ！
贅沢な時間が始まります。
眠くなったら寝て、目が開いているときは読書をしておりましたよ。

ちょうどダウンする数日前に、本屋さんに立ち寄り2冊買っていました。

そのうちの1冊はこちらです。

©だいわ文庫 「ココ・シャネルの言葉」山口 路子 著

皆さんは、どんな本がお好きですか？
そして、本を読んだ後、どんな余韻に浸ったり、どんな感じで過ごされていますか？

私は、本だけに限らず映画もそうですが、取り入れた情報から、自分の心の動きを感じては、そこから本音や自分の願いなどを知り、その本音に向かうよう、行動を変えたり、ライフスタイルに取り入れたりします。

この本を読み、今回もいろいろと感じましたよ。

たくさんのココ・シャネルの名言とその解説が載っていて、どちらも楽しく読んでおりましたが、間に入るココ・シャネルの写真があまりに素敵で、その美しさと装いの素晴らしさにウットリしては、見入っていました。

ウットリと見ながら、自分の『美しい』を貫き、自分自身をとても美しく仕立てているココ・シャネルを私は羨ましく思っていることに気づきました。

もともと、ファッションが大好きだった私ですが、Lightでの製作が仕事になってからは、製作だけに没頭していて、自分のこと、ましてや外見のことは後回しで、装うというところから、だいぶと離れていたことに気がつきました。

小さいときから、あんなに装うことが大好きだったのに…。

自分のものがたくさん欲しくて、始めた物作りですが、今は、いくらでもつくれる技術があるというのに…。
自分のものは、ほんとに後回しです。

自由に好きなスタイルを思う存分に楽しめる時代に生き、装うことも大好きなのに、Lightのことに一生懸命になりすぎて、私自身のことは置き去りになっていました。

せっかく女性として生まれたのに、自分を美しく仕立てることから遠のき、少し、どこかで寂しい気がしていたと思います。

自分の持つ輝きを磨くことの大切さをこの本のココ・シャネルが教えてくれました。

私は、あまりたくさん物を持たないタイプなので、少ない中ですが、素敵な洋服を持っているのにも関わらず、怠けて、いつも着慣れたものばかりになっていたので、早速、あまり着ることのなかったスカートをはき、そのスカートに合うスカーフを頭に巻いたりと、また、自分流のスタイルを楽しみ始めております。

今年は、ひょんなことから、秋のオシャレを満喫できそうです。

秋は、お洒落も楽しいですし、読書をしたくなりますし、芸術の秋ですし、美味しいも心まで沁みますし、素敵なシーズンに入りますね。

より一層、輝きに満ちた時間をどうぞ満喫してくださいませ。

それでは、また来週です。