『ゴッホと静物画』をみて。
こんにちは。
LightのLingoです。
皆さま、先週はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私の方は、今年から感じている、一味違った自分が継続できております!
何がかと申しますと…、
なんと、仕事が捗ってるんです!
すごい集中力で、オニのような量の業務をサックサックにこなせているのです!
「どうした! 私!」
「本当に私なのかぁ!?」なんて思いながら、振り返ってみますと、3点、これかな?というものが…。
それは、「しっかりと食べる。」と「お風呂につかる。」そして、極力、「寝る。」です。
やはり、体が資本なんですね。
今までは、カフェオレで生きていたようなものだったので、食べるとこんなにエネルギーが出るのかぁ。と、皆さんが当たり前に知っていることを、私は、やっと実感できております。(遅っ!)
そして、それにプラスして、先日の5連チャンの催事出店を駆け抜けたことで、鍛えられ、タフに近づけたように思います。
そんな感じで、先週は、もりもりのいろいろな業務が整い、やっと大好きな製作へと入れそうです。
スッキリと落ち着いた心で、製作へと向かえるのが、とても嬉しいです。
さて、今回は、先日の東京出張でどさくさに紛れて観に行った美術館の内容をシェアさせていただきますね。
もちのろん!
私の心の師であるゴッホですよ。
ご一緒いただけると幸いです。
ゴッホの静物画-伝統から革新へ
以前に、親しい友人のような存在のお客様にいただきましたチケット。
なんと、東京出張とタイミングが合ったので、観に行ってきました!
ラッキー♪
しかも写真okでした。
ラッキー♪
初めてのSOMPO美術館。
コウモリ
見た瞬間、思わず笑顔に…。
なぜだか、可愛くて、愛おしくて…。
ゴッホが描いたからなのでしょうか?
うろ覚えですが、音声ガイダンスで、どなたかのお家にあったコウモリの剥製を描いたとか…だったと思います。
髑髏
他の画家が綺麗に描いた髑髏が2つ並んでからのゴッホの髑髏。
やっぱり、なぜだか、クスッて笑えて、愛おしいという感情になりました。
何なのでしょうか?
とても、可愛くて、愛おしくて、大切な想いが心の奥の方から出てきます。
陶器の鉢と洋ナシのある静物
果物の静物画をゴッホも描いていました。
他の有名な画家の果物の絵には、全く興味がなく、流れるようにだけ見るのですが、私の中では、やはりゴッホの絵が特別でクスッてなるのです。
自身が身を置く環境、そのままが絵に表現される、とってもピュアなゴッホ。
暗く重い印象だったオランダ時代からパリ時代へ変わると、絵の印象は、どんどん変わっていきます。
靴
わざと濡らしたりしてクタクタになった靴を描いたゴッホ。
ゴッホは、『表現』することを真剣に、そして、ピュアに、味わっていたのでしょうね。
3冊の小説
描くものも変わってきました。
ここから、一気に明るくなります。
青い花瓶にいけた花
ゴッホが描いたお花の静物画、たくさんありましたよ。
野牡丹とばらのある静物
カーネーションをいけた花瓶
バラとシャクヤク
花瓶の花
赤と白の花をいけた花瓶
人物画を描きたかったゴッホですが、モデルを雇うお金が無かったことから、花の静物画を描くことになったそうです。
でも、ここを通ることによって、色と向き合い、ゴッホは、ゴッホしか出せない色の世界へと繋がっていきます。
そして、アルルの時代へ。
さらに明るく、鮮やかになっていきます。
レモンの籠と瓶
ひまわり
私は、ひまわりの絵を見ると、複雑な気持ちになるというか…、苦しくなります。
ゴッホは、ゴッホの絵の世界を確立していくのですが、ゴッホの夢見た世界の通りにいかないことにより、心を病んでいきます。
どれだけ寂しくて、どれだけいろいろなことを考えたんだろうと、少し想像するだけで、悲しくなります。
なので、鮮やかに眩い、美しい『ひまわり』ですが、私は、切ない気持ちになるのです。
アイリス
ゴッホは、アルルからサン=レミへと移ります。
私は、サン=レミ時代の絵が1番好きです。
以前、神戸であった『ゴッホ展』で、サン=レミ時代の大きな大きなゴッホの絵を見たとき、絵の前で涙がどんどん出てきました。
「あなたは、ただ、ただ、描きたかったんだね。ただ、ただ、ずっと描きたかったんだ。」
と思い、どんどんと涙が出てきました。
誰も真似できないくらいピュアで、繊細で、優しくて、そして、最後まで自分を信じる強さを持っていたゴッホ。
全てを絵に捧げたゴッホに私は憧れます。
とてもたくさんの想いと
情熱をいただきましたよ。
実際に、自分の目で、ゴッホが描いた絵を観て、感じられて幸せな時間でした。
新たなパネル
昨日、新たなパネルを購入しましたよ。
もちろんA&Cギャラリーさんで。
キラキラと美しく輝く太陽の下で、種まきをしているパネル。
今のLightにも私にも、ピッタリな絵。
春は、『アイリス』のパネルもつくっていただく予定です。
青のアイリスの花言葉は、「大きな志」「信念」だそうです。
ゴッホからいただいた『情熱』と『信念』の力で、Lightと私は、『探求』と『色彩』に向き合っていこうと思います。
PROFILE
- Lingo(リンゴ)・Light(ライト)
- 糸を編んでアクセサリー、ジュエリーを製作しています。 2016年アクセサリーブランド『Light』スタート 2017年アクセサリーショップ『Light』オープン 音楽が大好きです。 その時々にハマっている曲を大きめのボリュームで聴きながら、製作に没頭することが最高に幸せな時間です。 毎週木曜日投稿予定です。Light公式サイト
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