【東京・馬喰町/ シラカワ】医療用縫合糸・つり糸を製作する高い技術力を活かして手芸用糸も開発しているお店

馬喰町駅からすぐのところにシラカワさんがあります。

「毛糸だま 2024年秋号 vol.203」にも掲載されたお店なのでご存知の方も多いかと思いますが、どんな糸を扱われているのか拝見してきましたのでご共有します。

店内に入ると、かせ糸がたくさん…！

壁に沿って設置された棚に置かれたかせ糸にワクワクが止まりませんでした。

まず突き当たりの壁には麻を使った糸が置かれていました。

この「ソフトリネン」はシラカワさんの独自ブランド「MAMORI」の1商品とのことで、

医療用縫合糸・つり糸も作られているシラカワさんの高い技術力を駆使して、天然素材を生活のなかでもっと活用しやすくしようと開発された商品とのことでした。

この「ソフトリネン」においてはニッターのことを考えて「編むときに柔らかく編みやすいように」「使いやすい色になるように」との思いで作られたとのことです。

実際編み地サンプルを触り比べさせてもらったら、5回洗濯した方がリネンとは思えないくらい柔らかかったので、ぜひ店舗へ行かれたら触り比べていただきたいです。

同じ「MAMORI」ブランドからは今後も商品が続々登場する予定とのことで、試作品の靴下も拝見しました！

こちらの靴下にもリネンを使用されているそうで、リネンの効果として湿度調整や抗菌効果が期待できます。

まさに靴下にぴったりですね。

触った感じは薄手で伸縮性があり、シャリっとした感じだったので夏の暑い時でも良さそうでした。

2024年10月中旬以降店頭に並ぶそうなのでぜひこちらもチェックしてみてください。

そして、リネンの棚の向かいにはエジプト綿の糸が置かれていました。

こちらはなんと47色もあって、その数に圧倒されました。

カラバリの多さもすごいのですが、糸そのものに艶もあって驚きました。

触り心地も柔らかくて、編んでも織っても硬さを感じにくそうだと思いました。

店内入って左側の棚には主にウールを使った糸が置かれていました。

そこではカラフルで糸の表情が面白いものが置かれていました。

1かせ約250gとのことなんですが、すごくボリュームがあります！

太さに強弱のあるスラブっぽい糸や、2色の糸を撚って作られている糸が置かれているなど、いろんな糸がありました。

こちらも1かせ約250gあるそうです。あまく撚ってあるからなのか、250gと思えないくらいボリュームがありました…！

他にも、このように個性的な糸や、コーン巻きになった糸、

ネップが入った糸などもありました。

他の糸や触った感じなどは記事冒頭に貼ってある動画でご紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください。

シラカワさんでは他のお店ではみられないカラフルで個性的な糸を扱われていたり、独自技術を活かした商品作りをされていたので、今後も楽しみですね！

SNSで情報を展開されているので足を運ばれる際には事前にチェックしてみてください。