ろくろ陶芸体験の魅力【KIYO CERAMICS 陶芸工房】｜東京・九段下

暖かくなり、外へ出掛けたくなる季節。ワークショップで新しいことに挑戦してみるのはいかがでしょうか。体験に行く日は特別な気分になりワクワクしてきますね♪
今回は、年齢性別関係なく人気のある、ろくろを使った陶芸体験のワークショップをご紹介します。
日本武道館などの最寄り駅、九段下駅から歩いて行ける陶芸工房、KIYO CERAMICSさんへお伺いしました。

すっきりとした外観のおしゃれなお店。
今回のろくろ陶芸体験は…
・デザイン相談
↓
・コース決め
↓
・制作
↓
・色や文字決め
↓
・焼成などの仕上げをお店にお願い
↓
・完成！
という流れになります。（所用時間：約2時間）

工房の写真。中も落ち着いた雰囲気でした。

エプロンの貸し出しもあるので安心♪
ちなみに今回、爪を切り忘れたり、洋服も気にせず体験してしまいましたが、汚れることなく楽しく作業ができました！

作りたいものによって料金が異なりますが、今回は小どんぶりを制作してみます！

教えて下さったのは、佐川清人先生です。

手の平に溶けた粘土がしっかりついていることが大切だそうです。

まずは先生がろくろの中心に粘土をセットしてくれます。
ここで中心にきていないと作品にゆがみがでたりする、大切な工程だそうです。
写真は先生側に少しゆがんでいる状態。

中心にくると、回転していてもぶれないことがわかります。

優しく包み込むように握っていくと縦に伸びていきます。

中心に親指を入れて、穴をあけていきます。
粘土が徐々に指に吸い付いてくる、何ともいえない感覚です。

次にもう一本の親指を入れ、ゆっくり広げながら一度平らにします。

両手で優しく押し込んで中心にくぼみを作ります。

先生にもお手伝い頂き…

再び筒状にして、形を作っていきます。

外側と内側からはさむようにして力を加えていきます。
このとき、手で【キツネさん】を作ってはさむと良いそうです。

キツネさん。

コンっ。

このようなイメージです。

お手伝いして頂きながら、少しづつ外に力を入れていき、どんぶり型にしていきます。

集中するといつの間にか立ち上がっていることって、ありますよね。

上に引きあげるように形を作って、どんぶり型にしていきます。

イメージどおりの形になるか不安…

どうにか大体の形ができました。

どんぶり型にするために、少しすぼめていきます。

スポンジを使って、中の水分を吸わせていきます。
中を綺麗に整える効果もあります。

最後にヒモを使い、ろくろから外します。
形が崩れないよう、持つ時は優しく下の辺りをピースの指の形で持ち上げると良いそうです。

完成の色を決めていきます！渋いイメージやポップなイメージのものがあり、どれも素敵で迷ってしまいますね♪
季節によって新しい色を限定色として2種類ほど追加されているそうです。
最後の【焼く】、【色を付ける】などの作業は先生にお任せするので安心です！

文字入れイメージ

ここからは先生に作品をお預けして仕上げて頂きます。
一度焼成してから、色を付けてもう一度焼成するそうです。
時期にもよりますが、おおよそ完成まで3ヶ月ほどかかるそうです。
体験した思い出が後日形になってくるのは思い出すきっかけにもなって楽しいですね♪

今回は予定通り、おおそ2時間程度で作品が完成しました。
作品は配送か来店受け取りが選べるそうです。

落ち着いた雰囲気で自分の欲しいものを作る。
そんな穏やかな休日を過ごしてみてはいかがでしようか。