簡単Tシャツリメイク!二本針を使った裾上げ・袖丈お直しの方法

MeTAS+編集部
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お気に入りのTシャツの裾が伸びてしまった!今風にアレンジしたい!というときはありませんか?

でも、既製品みたいな仕上がりはご家庭では難しいと思われがち。

今回は、Tシャツを家庭用ミシンで綺麗に袖上げ・袖丈直しする裏ワザやコツをご紹介していきます。

Tシャツの裾について

市販のTシャツの裾は、通常2本線で縫われています。
画像のような場合、特殊な専門のミシンで縫っていますが、今回は家庭用ミシンで再現していきます。

Tシャツの基本の縫い方

今回は二本針を使います。
インターネットや一部の手芸店で購入可能です。
ご自宅のミシンの規格を確認して選んでください。

針を変えるときは必ずミシンの電源を切ってくださいね。

まず、今ついている針を取ります。
二本針の平らな方を向こう側にして、取りつけましょう。

針をセットしたら、ミシンの電源を入れます。
一本針と同じように、針が真ん中に落ちる直線でセットしてください。

Tシャツは一般的に伸縮性のある生地です。

上糸には通常のスパン糸を使います。

下糸は伸縮性のあるウーリーナイロンを使います。
今回は、わかりやすいように目立つ色を使いますね。

ウーリーナイロンをボビンに巻いて、下糸を通常通りセットしてください。

今回は二本針なので、上糸が2本必要になります。

別売りの糸立て棒を使いましょう。
画像のように糸立て棒をミシンの後ろに立てて、糸を前に持ってくることができます。

1本目の糸と2本目の糸を一緒に持ちます。

通常通りに糸をかけていきます。
このとき注意してほしいのが、画像のように右側が2本目の糸、左側が通常の糸になるようにすることです。

右側が2本目の糸、左側が通常の糸にして針に通しましょう。
2つの糸が通ったら、押さえ金の下をくぐらせて後ろに回します。

2本目の上糸は家にあるものでも立てられますよ。

2本目の上糸を立てる方法を紹介しますね。
下糸巻き軸が手で回るミシンの場合、ボビンの表面に両面テープを貼ります。

両面テープの剥離紙をはがして、糸こまをつけます。

下糸巻き軸にボビンを立てたら、セット完了です。

2本目の上糸を立てるもう1つの方法は、何か棒を用意して、ミシンの回転する隙間にさし込むというやり方です。

では、実際に縫っていきます。
まず、折り返した境界線がわかるように、消えるペンで裏から印をつけてください。

縫うときは、印より右側を縫ってください。
縫い上がったら、糸切りを使わずに生地を引き出しましょう。

2本線で仕上がりました!

裏はジグザグに縫えていて、伸び縮み可能です。

Tシャツの裾上げ

では実際に、二本針でTシャツの裾上げをしていきます。
短くしたい部分を内側に折り込み、裾から2cmのところに消えるペンで印をつけます。

生地の表から、二本針で縫っていきます。
今回は大きく折り返しているので、大体印に沿っていれば大丈夫ですよ。
一周したら返し縫いをしましょう。

縫い終わったら、余分な糸は切り落としてくださいね。

内側に折り込んだ無駄な部分をカットします。
縫ったラインのギリギリを切り落としてください。

裾上げできました!

二本針が手に入らない場合

二本針が手に入らない場合の、通常の針で仕上げる方法を紹介します。

上糸には通常のスパン糸を、下糸にはウーリーナイロンを使います。

ミシンは、ジグザグ縫いに設定します。

裏側から折り返した境界線を、ジグザグ縫いでまたいで縫いましょう。
ジグザグで縫うことで、生地の伸縮性を保てます。

綺麗に仕上がりました。

Tシャツの袖丈直し

次は、袖丈直しです。
袖は伸びすぎないように直線で仕上げます。

上糸はスパン糸、下糸はウーリーナイロンを使いましょう。
縫い代を画像のように交互に倒してから、袖を折ります。
厚さが軽減されて、縫った糸が切れにくくなりますよ。

折った境界線のキワを直線縫いで一周します。

程よい伸縮性に仕上がりました。

ぜひ試してみてくださいね。

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