【型紙なし】子供サイズの甚平の作り方②ハーフパンツ / 80~130cm

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今回は、甚平用のハーフパンツの作り方を紹介していきます。
サイズ展開は80~130です。

甚平用で作り方を紹介しますが、簡単なハーフパンツなので普段着やパジャマのパンツとして使うのもおすすめですよ。
型紙なしで作れるので、お好きな生地で作ってみてくださいね。

甚平の着物の作り方は、こちらの記事で紹介しています。
【型紙なし】子供サイズの甚平の作り方 ①着物/ 80~130㎝

材料

生地を2枚カットします。
作りたいサイズによって生地の大きさが異なるので、画像のサイズ表記を参考にしてください。

 

製図を参考に線を引く

用意した生地を中表になるように重ねます。
動かないように、マチ針で固定しましょう。

製図を参考に線を引きます。
今回は80cmのサイズで作っていますが、そのほかのサイズは製図の数字を当てはめてください。

まず、前から線を引いていきます。
左上の端から横に4cm、縦に24cmを測り、線を引きましょう。

 

画像の製図のように、斜めに2cm測ったところを通るように曲線を引きます。

後ろは、横に8cm、縦に24cmを測って線を引きます。

画像のように、斜めに4cm測ったところを通るように曲線を引きます。

画像で指している両端は、直線になるようにしておくと、のちほど縫いやすいと思います。

左下の端から横に2cm測り、画像のように股上の端とつなげます。
反対側も同様です。

最後に、前側を上から2cm測り、画像のように斜めにつなげます。

生地をカットする

裾のところは、下から2cm測り、裏側へ折り返しておきます。
マチ針で折り返したところを固定してから、線の上をカットしていきましょう。
固定するのは、両端だけで大丈夫です。

カットできました。
マチ針は外しておきましょう。

裾の部分は、画像のように外側に広がっています。

生地を中表にしてカットしたので、左右対称になっています。
カーブが大きい方がお尻側です。

裾を折る

縫う前に、裾を1cmの三つ折りにします。
生地の表を下にして、まずは1cm折ってアイロンをかけましょう。

もう1cm折ってアイロンをかけて、三つ折りにします。
そうすると、はじめに1cm折った生地の端がラインからはみ出るので、カットしておきましょう。
反対側も同様です。

股下を縫う

もう1枚の生地も同様に、裾を三つ折りにしたら、股下を縫っていきます。
裾の折り目を一度戻し、生地が中表になるように股下を合わせます。

もう1枚の生地も同様です。
マチ針で固定して、股下を縫い代1cmで縫いましょう。
縫い終わったら、縫い代は2枚一緒にロックミシンをかけておきます。

裾を縫う

カーブが大きい方に縫い代を倒し、三つ折りを戻します。
マチ針で固定しておきましょう。

三つ折りを戻したら、折った際を縫います。
端から2~3mmのところを縫いましょう。
もう1枚の生地も同様です。

2枚の生地を合わせる

生地を1枚、外表にして、もう1枚の生地の中へ入れます。
生地の表同士が向かい合わせになるようにしてください。

まず、股の中心の縫い目を合わせて、マチ針で固定します。

続いて、カーブをそろえてマチ針で固定します。

ゴムの通し口を作る

後ろ側にゴムの通し口を作ります。
カーブが大きい方が後ろ側です。
まず、上から1cmを縫いましょう。

その後に、ゴムの通し口として、2.5cmを縫わずにあけてください。
通し口をあけて、カーブを縫い代1cmで縫っていきましょう。

ゴムの通し口の下側の線から0.5cm下に、縫い目のギリギリまで切り込みを入れます。
切り込みから下の縫い代に、ロックミシンをかけましょう。

画像のように、切り込みから上の縫い代は、ロックミシンをかけずに残しておいてくださいね。

内側に入っているパンツを出して、残しておいた縫い代を開きます。

ゴムの通し口ができていますね。
ロックミシンをかけた縫い代は、どちらに倒しても大丈夫ですが、同じ向きに倒してください。

縫い代を開いたら、1cm折ってアイロンをかけます。

次に、2.5cm折ってアイロンをかけます。

1cm、2.5cmの三つ折りができたら、マチ針で固定して、折った内側の際を縫っていきましょう。
際から2~3mmのところを縫ってください。

ゴムを通す

最後にゴムを通します。
2cm幅までのゴムが入りますよ。

後ろからゴムを入れてください。
ゴムの長さはお子さんのウエストに合わせましょう。

小さいサイズの場合は、中心をもう1本縫って、細いゴムを通しても大丈夫です。
大体1cmくらいまでのゴムが2本入ります。

ゴムを通したら、ゴムの端同士を1~2cm重ねて、手縫いで縫います。
取れないように、しっかり縫いましょう。

完成

生地の表を外にしたら、完成です。
ゴムの通し口がある方が後ろ側ですが、はく際に分かりやすいように、リボンやボタンを前側につけるといいと思います。

今回は甚平のパンツとして作りましたが、簡単なハーフパンツなので普段着やパジャマのズボンなどにするのもおすすめです。
甚平の着物の作り方は、こちらの記事で紹介しています。
【型紙なし】子供サイズの甚平の作り方 ①着物/ 80~130㎝

ぜひ、好きな生地で作ってみてくださいね。

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