表紙を編む 番外編|初心者にはむずかしかった竹繊維100%の糸
こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。
先月、三週にわたってお送りしていた表紙を編むシリーズ。
無事に結婚祝いの詩集が完成したものの、はじめてのかぎ針編みに思いのほか夢中になり・・・
その後も少し編み続けていました。
というのも・・・
かぎ針といっしょに買っていた「竹ものがたり」という竹繊維100%の糸。
メタリックヤーンの続きに編もうとしたものの、糸が細くて断念していたものです。
せっかく買ったのであきらめきれず、もう一度今度はこの竹ものがたりメインで編むことに。
けっこう途中までうまくいっていたのですが・・・
ここでわたしは「ちょっと他の編み方にも挑戦してみようかな?」と、長編み、中長編みにも挑戦してしまったのです。
だんだんどの目に入れればいいのかわからなくなってギブアップしてしまいました。
結局、ピンクのメタリックヤーンと竹ものがたりをいっしょに編み込むという案を採用。
背伸びはせずに、基本の細編みです。
これなら目がわかりやすく、無事に編みきることができました。
家にあったからという理由でなんとなく使ったメタリックヤーンが、初心者にとってやさしい糸だったことを実感。
糸が細すぎず、かぎ針で割ってしまうこともないので編み進めやすいのです。
細編みならいけるかも・・・とやっぱり諦めきれなかったわたしは、裏表紙を竹ものがたりだけで編むことに成功。
ゆるくなったりきつくなったりの編み目ですが、ひとまず1冊の本の形になったので満足です。
中の紙には福井県・越前の「おもてな紙」というのを使いました。
ぽこぽことした質感がおもしろい和紙です。
表紙を編むシリーズ完結
こうして先月の本と合わせて、もう一冊の詩集も完成しました。
編み物初心者にとって、糸選びはけっこう重要なんだなと感じた今回の試み。
手編みの表紙は手触りがとってもいい感じだったので、また糸を変えて編んでみたいな。
でも本当に夢中になっちゃうから、しばらくはちょっとおやすみ。
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