15年目の手づくり本屋
あけましておめでとうございます!
手づくり本屋こころあそびです。
今年は手づくり本屋をはじめて15周年の年。
さらに1月1日となると、キリよく何かをはじめたくなります。
1日1詩1紙
ずっとしたいなと思っていた、1日1詩。
そこに1紙も組みあわせて、1日ごとにいろんな紙に詩をのせるというのをはじめてみました。
見本帳などの中から気になる紙を名刺サイズに切って、そこに詩を印刷。
それぞれの紙の魅力が伝わりやすいよう、余白もだいじにして、三行詩にしました。
手帳の月間ページに下書き
先日「旅する製本展」で出会ったクータ・バインディングの手帳。
この月間ページに、選んだ紙を1日ずつ貼って、そこに下書きの詩を書くことに。
いろんな紙がこうして並ぶと、毎日が彩られるような気持ちになります。
1日1枚の詩カードは、飾ったら日めくりカレンダーのようにもなるなあと思い、1月分をまとめて作ってみました。
1月の紙はこちら
1月分の31詩をまとめて作品として生産するため、1種類の紙に統一して印刷してみました。
1月の紙に選んだのは、クラフトペーパーデュプレN。
晒クラフトと未晒クラフトを抄き合わせ、表裏で異なる表情を味わえる紙です。
表と裏、交互に印刷して、日々気分を変えられるようなカードにしました。
ブック型マッチ箱ケースに収納
31枚のカードは、Paperpark joynovaさんのブック型マッチ箱ケースに入れて作品に。
片ダンボールでできた箱で、手触りも心地よく、名刺カードがぴったり収まるサイズ。
箱のふたを反対側に折ると、スタンドとしても使えるところがお気に入り。
こうして毎日の詩を飾って楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。
15周年の取り組み
作品名は「ことばの居場所 home kaming」。
本の中だけでなく、生活のいろんなところに詩が浮かんでいたらおもしろいな、と思うことも多々あるのですが、やっぱりことばにとって居心地がいいのは紙なのかもしれません。
1日1詩、月ごとに1つの紙にまとめて作品にする取り組みを、この1年は続けていこうと思っています。
2月はどんな紙を選ぼうか、来月のお楽しみに。
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