豆本作りの道具たち|たそがれ文具店(福豆文庫)
こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。
今日は、わたしが豆本を作るときの道具たちを紹介します。
特別な道具は使っておらず、みなさんにも馴染みのある文房具なのではないでしょうか。
文具をテーマにした福豆文庫「たそがれ文具店」の詩も、いっしょにお楽しみください。
カッターとホッチキス
豆本の原稿は、まずA4の紙に家庭用インクジェットプリンターで印刷します。
それを16等分、豆本のサイズにカット。
そこで使うのがナカバヤシのロータリーカッターです。
石川に移住したとき、これまで使っていたカッターを新調しようと、近くのホームセンターへ行き選んだもの。
刃が露出していないので安心感があったり、取っ手付きで持ち運びしやすいところが気に入っています。
16枚に切った原稿は、まとめてホッチキスでとめます。
本当はかわいい糸綴じなどにもしてみたいところなのですが、大量生産と一点モノの中間を目指すために、ホッチキスに助けてもらっています。
マックスの26枚綴じホッチキス。これは実家にあったものをもらってきました。
綴じ裏が平らになるフラットクリンチ機構が搭載され、豆本を読むときに手にやさしいところがポイントです。
はさみとのりとカッターマット
豆本の表紙は、布。
その布を切るのには、アルスのクラフトチョキを使っています。
以前までは、小学校の家庭科の授業で使っていた裁縫箱の裁ちばさみを使っていましたが、このクラフトチョキをいただいてから、こちらを使うようになりました。
ガーゼからアルミまで切れる多用途なはさみで、刃が小さめなので豆本を作るのには最適。
グリップ部分の輪も大きく、手への負担もかるいところが魅力です。
そして表紙の布と原稿の紙を合わせるのに使うのが、コニシの紙用のり・ペーパーキレイ。
しわにならず、その名の通り紙をきれいに貼り合わせることができます。
こちらもノズルがスマートなので、細かい部分まで作業がしやすくなっています。
これらの作業をするときは、カッティングマットの上で。
豆本サイズだとそんなに大きなものじゃなくてよいので、100均のセリアで購入したものです。
家族のような存在
自分の時間ができたら、ロータリーカッターの上に制作道具を置いて、ダイニングテーブルに持ってくることではじまる豆本制作。
こどもがまだ赤ちゃんの頃は、昼寝から泣いて起きた声が聞こえるとパパパーッとまたロータリーカッターに道具をのせて片付けて、あやしにいっていたなあ。
そんな風景もいっしょに見てきたこの道具たちは、わたしにとって家族のようなものです。
福豆文庫「たそがれ文具店」制作動画
●小学校時代の裁ちばさみを使っていた頃の制作です
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