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Orange Pekoe
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紅葉の季節ですね。
これは、近所のお気に入りの散歩道です。

犬のお散歩や、近所のご家族連れなどが、
ぽつぽつといらっしゃって、
とても美しく静かな場所です。

さて、先日、大好きなミュージシャンのライブに行ってきました。
いろいろな場所で、いろいろな編成で、楽しませていただいています。
今回は、ライブバーでのギターの弾き語りでした。
灯りがきらめく場所で、音楽にどっぷりとひたれました。

長年、この方のライブを楽しませていただいていますが、
その間に私もいろいろなことを経験して、
同じ曲でも受け取り方が変化しています。

きっと、歌われる方にも変化があるのだろうと思います。

そういえば、私の作品を見たお客様が、
レース編みをされていたお母様の思い出を
話してくださったことがありました。

私のアウトプットも、
お客様それぞれのインプットや、
そこからさらにアウトプットにもなるのですね。

作品から懐かしい思い出につながることや、
かわいい、きれい、かっこいいという感覚的なものも。

また、お気に入りのあのお洋服に合わせたい、
お友達のお誕生日のプレゼントに、とか。

最近、よくつくるペンダントや、真鍮パーツを使った作品は、
私の中では、恐れ多くも
ヨーロッパのアンティークジュエリーのイメージにつながっています。

先日、百貨店のイベントで、
本物のヨーロッパのアンティークジュエリーを見て、
タティングレースとの造形的な共通点を改めて感じました。

ヨーロッパの貴婦人の間でタティングレースが流行った頃、
どのような思いでレースが編まれたのか、などと
どんどんと妄想がふくらんでいます。

またそれを、新しいアウトプットにつなげていきたいと思います。

PROFILE

Orange Pekoe

子どもの頃から手芸やクラフトが大好きで、今もずっと続いています。
2012年のある日、近くの小さな書店でふと手に取ったタティングレースの本をきっかけに、アクセサリー制作を始めました。
それ以来、タティングレースが生活を大きく広げてくれています。

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