出張頑張っております。/ アナスタシア誕生
出張頑張っております。
こんにちは。
LightのLingoです。
皆様 先週はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私の方は、2つある東京での出店の1つ目が終わり、続けて、2つ目に投入しております。
1日の営業が終わりますと、クタクタになるので、週の前半は、しっかりと寝ることに集中しておりましたら、段々と元気になり、後半は、ホテルでも製作しておりましたよ。
1つ目の出店は、計6ブランドでのイベント出店だったのですが、情報交換ができたり、客観的なご意見を聞けたりと、楽しい1週間でした。
そしてそして、
東京立川でも、素敵なご縁に恵まれて、ありがたかったです。
私は、お品が出来上がったその瞬間から、もうどなたのもとへ行くか決まっていると思いながら製作しています。
なので、こんな風に遠征をしながら、その方々に直にお会いできるのが嬉しくて、幸せです。
「君は、この方のもとへ行きたかったんだね! うん♪ ほんとお似合いだね。
しっかりとお守りしてね。
そして、楽しんでくるんだよ。
いってらっしゃい。」
私は、お品を箱に詰めるとき、そんな風に、我が子に声かけしています。
今回も、お優しくて、あたたかくて、晴れやかな、美しい方々の元へ旅立てたこと、感謝でございます。
その喜びが次の製作へのパワーとなりました。
一目見て、
心がトロトロにとろけてしまうような…。
心が嬉しさで躍動するような…。
そんな、心が満たされるお品を目指して、本日から、また頑張ります♪
皆さんの
心がとろけた瞬間は、どんなときでしたか?
そして、どんなものでしたか?
心が躍動する瞬間は、何をキッカケに躍動しますか?
お話聞きたいです。
また、教えてくださいね。
それでは、
新たな1週間、楽しんで幸せに過ごしたいと思います。
皆さまも、素敵で幸せな1週間を…。
また、来週です。
Anastasia:アナスタシア
数年前に、宝塚が大好きなお客様とのお話の中で、『アナスタシア』の名前を知りました。
たくさんある宝塚の演目の中でも、彼女が1番大大大好きな演目だそうで、とても可愛らしい彼女の中の、熱い熱い情熱に突き動かされて、いつか、アナスタシアというシリーズができたらなぁ。なんて、話しておりました。
それからしばらく経ち、
去年9月の『てづバ』で、偶然、彼女に出会いました。
そして、またそれから少し経って、彼女は、ショップに、たくさんのアナスタシアのパンフレットやブルーレイなどをお持ちくださいました。
その時、ご一緒にパンフレットを見ながら、彼女の中のアナスタシアのイメージを教えてもらいましたよ。
ブルーレイをお借りしたにも関わらず、我が家にはテレビがなくて…。
アナスタシアがどんな人物なのかを知りたいと思いながらも、一旦、離れて、日常にバタバタとしておりました。
それから少しして、とても忙しいのにも関わらず、そんな時に限って、手のかかる『プラム』というシリーズが、つくりたくて、つくりたくて…。
よし!
つくりたいと思う心に従って、つくろう!ということで、プラムを、つくりました。(前々回の記事でご紹介)
プラムが出来上がると、今度は無性にプラムをネイビーと白に近いアイボリーでつくりたくなり、また、心のままにその色で、プラムをつくりました。
ネイビーと言っても、4色のネイビーの糸を使い、アイボリーの色もネイビーとのバランスを考えてベストな色糸を選びました。
そうして仕上がった、プラムのネイビーを見ると、目の前のお品は、プラムのネイビーではなく、『アナスタシア』へと変容していました。
私は、まだアナスタシアについて、何も知らないのですが、目の前のお品は確実に『アナスタシア』なんです。
ということで、プラムと全く同じデザインなのですが、ここでも心に従って、この子は、アナスタシアとなりました。
「お気づきになるかしら?」なんて、思いながら、こっそりとインスタグラムにアップしましたよ。
すると、それにお気づきになった彼女から、「アナスタシアだ!」とメッセージをいただき、彼女は、アナスタシアをお迎えに来てくださいました。
急に編みたくて編んだプラムを見たとき、彼女は、「えっ!アナスタシア!?」と思ってくださったらしく、「いや、でも、名前がプラムかぁ。」と…、でも、プラムに彼女はアナスタシアの幻影を感じてくださっていました。
そして、その後、ネイビーとアイボリーのお品をご覧になった瞬間、「アナスタシアだぁ!」と思われたそうです。
お迎えに来られたときの彼女の満面の笑顔に私の心はとろけました。
その後も、まだこのような流れが続きましたよ。
出来上がってすぐのアナスタシアをお着けになりながら、「ちょうど今くらいの時期に、とても楽しみにしていたアナスタシアの公演がコロナで中止になったんです…。」と、携帯をご覧になって、またビックリ!!
その中止になった公演日は、何年か前の6月6日でして、ちょうどお迎えに来てくださった日も6月6日だったのです。
この奇跡!
彼女と私の間で、6月6日は『アナスタシア記念日』となりました。
心のままに正直に、素直に従ったことで、ドラマティックな流れや結末を見せてもらえましたよ。
計算や作為が入ると、きっとこんな流れにはならないのだと思います。
自分の力ではどうすることもできないような力や流れを感じることが、私の中の『ドラマティック』です。
私は、これからの課題である『ドラマティック』なお品をつくりたいので、なるべく、自分の計算や作為や欲望は入れず、軽やかに、正直に、心のままに編んでいきたいと思います。
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