Lightの黄色い壁
違和感を紐解いて…。
こんにちは。
LightのLingoです。
もう6月に入りましたね。
毎度、月の始まりは、時の流れの速さに驚ろきます。
そんな中ですが、最近は、MeTAS+での投稿をキッカケに、自分の想いや考えなどを文字化することで、いつもより深く、しっかりと、日々を味わえている気がします。
今日は、前回に続きまして、「Lightの黄色い壁」のお話を…。
「ゴッホの黄色い家」みたく言って、すみません!
ずっと憧れていた、壁に文字を直書きすることですが…
一番最初に書いたメッセージは、前回、ご紹介しましたアインシュタインの言葉。
その次は、以前、ご紹介しましたレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉です。
(好きな言葉は何ですか?の記事です。)
ずっと、この2つだけだったのですが、壁の言葉が一気に増えるキッカケが訪れました。
キッカケになる何がやって来たかとと言いますと。
そうです。
前回と同じキッカケのもとである、違和感です。
前回の違和感は、黄色い壁に対してですが、違和感て、いろんな角度からやって来ますね…。
そのとき、やってきた違和感は、私のものづくりに対してでした。
今もずっと求めている「洗練さ」ですが、そのときは、洗練さよりも、もっと色合わせが面白ろかったり、斬新で、手が込んでいて、自由で、よりオリジナルティに溢れたものを…。
違和感を紐解くことで、
そんなものを、Lightのアクセサリーとジュエリーを通して、つくりたいと思っていることに気がつきました。
洗練さを求めて求めて、シンプルになった後に、シンプルとは、真逆のものをつくりたくなってしまったのです。
真逆であろうが、それが今の本音なら、そこに素直に従おうと思っても、今まで目指していたものと大きく違いすぎて、すぐにはつくれませんでした。
つくり方がわからないのです。
そして、考えました。
どうしたらそんなものがつくれるようになるのか…?
何日も考えていました。
出た答えは、
まず、今までのイメージのしかたや癖、考えかたなど、自分の中にある決まりのようなものを取っ払おうと思いました。
でも、どの方法で、これまでに自分で作った自分の中の枠を取っ払えばいいのか…。
次に出た答えは、
新しいことをしよう。
洗練さを求める以前の、本来、自分自身がやりたかった表現をしてみよう。
思いっきり、思いっきり、やりたいようにやろう。
そして、思いっきり情熱的に、もっと本気で表現することに向き合おう。と決めました。
心が決まると、アイディアが出てきました。以前にお話した「要素」です。
要素の力を借りようと思ったのです。
自分の中にある、今、必要でない枠を吹き飛ばしたり、自分を信じきれたり、落ち込んでも、絶対に立ち上がれるような心に響く、強いパワーや情熱が欲しかったのです。
だから、そんなパワーと情熱の要素が詰まった、素晴らしい言葉を探して、アトリエの黄色い壁に書こうと思いつきました。
誰のメッセージを書く?
私が一番愛している偉人、ゴッホがいい。
ゴッホの言葉を調べました。
そしたら、心に響くメッセージがたくさん見つかりました。
そして、その中から、自分の製作や表現に向けて必要な言葉を選び、その言葉を無我夢中で黄色い壁に書きました。
字が下手とか、間違えちゃったら?とかは、もうどうでも良くて、とにかく、新しく変わりたい一心でした。
そうして、黄色い壁には、沢山のメッセージが入りましたよ。
私は、いつもそのメッセージと共に製作しています。
壁に入ったメッセージからのパワーと情熱が私の手を通り、糸に入り、アクセサリーやジュエリーの姿になり、着けるかたの心へと伝わることを想い描きながら、今日も大切に丁寧に編んでいます。
私を励ましてくれる言葉
壁に書かれたゴッホのメッセージは次回ご紹介させていただきますね。
実は、黄色い壁には、一番最初に書いたアインシュタインの言葉と、大好きなゴッホの言葉、そして、あともう1人、クマのプーさんの作家A・A・ミルンの言葉を書いています。
いろいろと調べているときに、偶然目にしたその言葉は、私にとって、とても必要な言葉だったので、私がいつも座る席の一番近くに書きましたよ。
The things that make me different are the things that make me.
Alan Alexander Milne
自分を変えてくれるものが、自分を作るものだ。
A・A・ミルン
この素敵な言葉を意識して、自分の変化を、Lightの変化を、楽しんでいきたいと思います。
それでは、また来週。
引き続き、素晴らしい毎日を…。
PROFILE
- Lingo(リンゴ)・Light(ライト)
- 糸を編んでアクセサリー、ジュエリーを製作しています。 2016年アクセサリーブランド『Light』スタート 2017年アクセサリーショップ『Light』オープン 音楽が大好きです。 その時々にハマっている曲を大きめのボリュームで聴きながら、製作に没頭することが最高に幸せな時間です。 毎週木曜日投稿予定です。 Light公式サイト
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