水引とは

uria
さらに表示

今日は私のアクセサリーのメイン素材である水引について、お伝えしようと思います。

名前の由来

水引はなぜ「水引」という名前になったのでしょうか?
水引は和紙をこよりにして紐状にし、水のりを引いて固めて作られます。
「水(のり)を引く」ということから「水引」という名前がついたと言われています。

歴史

水引の歴史はかなり古く、諸説ありハッキリとはしませんが、一説には今から1400年以上前の遣隋使の時代にまで遡ると言われています。
隋(当時の中国)から小野妹子が持ち帰った贈答品に紅白の麻紐が巻かれていたことから、
日本でも贈答品に紅白の紐を結ぶようになったと言われています。
今でも卒業式などのおめでたい場所で目にする紅白幕の由来もここにありそうですね。

水引本来の意味

水引には3つ意味があると言われていて、
1つ目は【未開封のもの】という意味
2つ目は【魔除け】という意味
3つ目は引っぱって結ぶということから【人と人を結びつける】という意味があります。
現在は3つ目の縁結びの意味合いで捉えることが多いと思います。

そんな水引を使ったuriaのアクセサリーは
【和素材×洋デザイン】
という和洋折衷を目指しています。

また、『人と人の縁を結びつける』という意味から結婚式に着けるアクセサリーや、卒業式などの和装の機会にもピッタリです。
そして大切な方とのご縁を大切にする。という気持ちを込めて、プレゼントに選んでいただくこともとても多いです。
もうすぐ迎える母の日のプレゼントにもピッタリですね。

日常生活の中の水引

私はこの水引アクセサリー作家として活動する中で、沢山の素敵なご縁をこの水引に結んでいただきました。
MeTAS+のオフィシャルクリエイターに選んでいただいたこともそうですし、
TVのゴールデンタイムに私のアクセサリーを着用して出演下さった方もいらっしゃいます。

少し前までは考えられなかったご縁を沢山いただきました。

一つ一つ綺麗に、丁寧に、心を込めて結ばれた水引が皆様の生活の中でも素敵なご縁を結ぶことがあれば幸いです。

PROFILE

uria
ご祝儀袋などに使われる日本の伝統素材である水引を使用したアクセサリーをデザイン&制作。「人と人の縁を結ぶ」という水引の意味を大切に、一本一本心を込めて結んでいます。年間制作数約3,000個。池袋PARCO、ルクア1100などの商業施設14店舗とネットショップにて販売中。
  • Twitter
  • Instagram

関連記事

PICK UP

ミタス編集部がおすすめするピックアップ記事

RANKING

ハンドメイドの人気記事