【特別インタビュー】香港在住クリエイター・大村れい子さん「2時間でつくる”極上”のミニチュア体験」

COTU
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いよいよ2023年9月16日(土)・17日(日) ・18日(月・祝) に「OSAKAアート&てづくりバザール VOL.43」が開催されます!

今回のてづバでは、香港在住ミニチュアクレイクリエイター・大村れい子さんによるスペシャルワークショップが開催!当日は「香港飲茶セット」「香港スイーツセット」を作ることができます♪

大村れい子さんは、ミニチュア作家でもあり講師歴24年目の大ベテラン!生徒さんからは、会話が楽しすぎると評判のレッスンなんだとか。今回は、未経験から始めたミニチュアクレイとの出会いから、現在に至るまでの経緯やその魅力についてお話をお伺いしました。

大村 れい子(Omura reiko)

ミニチュアアーティスト

現地ならではの香港の魅力を指先ほどの小さなミニチュアで制作し発信中!

苦手だったミニチュアが、ご縁を広げる宝物に

―本日は、1時間時差の香港からオンラインでお話を伺えるとのことで、よろしくお願いします!

 

は〜い!よろしくお願いします〜!

 

―現在、香港に在住されているとのことですが、ご結婚を機に香港に移住されているとか。まずは、ミニチュアクレイと出会った経緯を教えてください。

 

香港に来て、今年で32年になります。28年前のミニチュア粘土は、香港駐在妻の習い事の中で、どの先生も2年待ちという大人気の習い事でした。

友達に誘われたのがきっかけでミニチュアクレイの教室に通い始めました。

当時は正直、細かい事やミニチュアなどにはあまり興味もなく、苦手だったので、最初は楽しいというよりも苦痛でした。どちらかというと、レッスン後、皆んなで食べに行くランチ会が楽しみで通っていたぐらい。笑

それでも気づけば3年通い、講師のライセンスを習得。やっていくうちにだんだん楽しくなって、苦手な物が今では、私にとって素敵なご縁を広げてくれる大事な宝物nになりました。

 

―ミニチュアが苦手だった状態から、今は講師をされていることに驚きます。

 

そうですね。苦手な物でも極めると、意外と自分に合っていたのかもしれません。人に教えるというのが自分に向いていたのか、教え始めて生徒さんが喜ぶ姿がとても嬉しくてここまで続けてきました。

 

なかなか、苦手と思っていたものを縁になるまで続けることができる方も、少ないのではないかと思います。

(大村先生と生徒さん)


ーSNSを拝見すると、たくさんの作品を投稿されていますが、作品を制作し
始めたきっかけは何でしょうか。

 

一番最初は、「飲茶シリーズ」を作りました。「香港の思い出にミニチュアの飲茶を作って欲しい」とたくさんの方から言われたのがきっかけです。

第一弾だけのつもりが「もっと、もっと」という声があり、飲茶シリーズ第二弾、第三弾まで作りました。

初心者の方が2時間で完成する内容を考え、これが今でも大人気で、帰国のプレゼントにも喜んでいただいています。

(飲茶シリーズ:直径13センチのせいろの中に、10円玉サイズのシュウマイやエビ餃子など)

 

ー大村さんの作品といえば、香港のミニチュアフードですが、香港をテーマにされた経緯について教えてください。

 

香港在住30年にも関わらず、香港のローカルフードを食べたり、作り始めたのは実はここ数年です。
数年前、東京で行われたレッスンで、参加者の皆さんが私以上に「香港愛」が強くて、香港の食べ物について詳しく、衝撃を受けました。
香港のローカルフードはあまり食べた事がなく、「私は住んでいるのに全く香港の地元の良さを感じていない」という事に気づき、「香港という、いい場所に住んでいるんだな。」と初めて実感しました。

香港を発信できる場にいるのだから、もう少しやってみようかな。と思ったのが今の制作につながります。それからは、もっとディープな香港を研究して、香港のローカルフードを作り続けています。

 

ー香港をテーマにされる、ターニングポイントになる出会いがあったんですね。

大人から子どもまでハッピーになる、ミニチュアの魅力

(パンダ饅頭)

 

一飲茶シリーズは2時間程で制作されるとのことでしたが、もう少し制作に時間がかかるのかと思っていました。

 

ミニチュアって、思っているよりも簡単なんです。

皆さん、「小さいから無理」と思われる方も多いんですけど、いざ制作してみると「気がついたら、完成している」と言った感じで、あっという間にできます。

特に私のレッスンでは、人の顔や動物ではなく食べ物中心に制作しているので、初心者の方でも簡単に制作できますよ。

 

一食べ物を中心に制作しはじめたきっかけは、あるのでしょうか。

 

レッスンの時、顔や動物を教えていた時がありました。ただ、顔や動物は上手・下手に個人差があります。そうすると楽しんで作れないんですよ。

食べ物は、大きくても小さくても歪んでいてもOK。制作した後も、ハッピーな気持ちで帰ってほしいと思っているので、それで気づけば、食べ物シリーズが多くなりました。皆さん喜んでくださっています。

 

ーミニチュアは、何を使って制作されているのでしょうか。

私のミニチュアは、すべて粘土で使っています。樹脂粘土、オーブン粘土、軽量粘土など、制作したいものによって使い分けています。

(ミニチュアを制作するための道具)

 

ー今まで作った作品で、1番時間をかけたものはありますか?

 

香港の方が大好きな寿司カウンターです。
スシローが香港にオープンした時に大ブームで。そんなスシローをイメージした寿司屋さんが一番時間がかかりました。

 

一すごい、、!寿司はもちろん、お皿や醤油、テーブルや椅子など全てクオリティーが高いですね。

私は作品を作るとき、お店に何度も足を運び細かいところまで研究して作っています。なので、当時、スシローは大人気で、入店するのに1時間から2時間待ちのスシローに何度も何度も通って。笑

お皿や椅子・メニューなど細かいところまで研究するのが大変でした。

(ミニチュアのスシロー)


ー制作の際のこだわりや大切にしている事はありますか?

 

楽しい気分で作る!ですね。笑

私自身、嫌々ミニチュアを作っていた期間があったので、その時は作品に対して愛がなく、、楽しく作ると、楽しい作品ができるんだなと、ある時気づいたんです。

過去の自分に足りていなかったところは、ワクワクした気持ちで作っていなかった苦し紛れだったと今は思います。だからこそ、作品はその人の心の状態も出てしまうので、ワクワクする楽しい気持ちで制作するのを心がけています。

レッスンでも、生徒さんにも面白い話とか香港の笑い話とか、そういうのを交えながら、ちょっとだけお喋りがすぎるっていう感じなんですけど。笑

楽しんでもらっています。

 

ーそんな大村さんにとって、ミニチュアの魅力とはなんでしょうか。

 

小さくて、可愛くて、見ているだけでみんなが笑顔になれる。

大人から子供までリフレッシュして作品を作れるのが一番の魅力です。

(ミニチュアの火鍋)

 

ー今後ミニチュアクレイを始めてみたいとお考えの方や、興味がある方に向けて、一言メッセージがあればお願いします!

 

まずは、トライアルでも一度やってみて、「楽しいな!」と思う気持ちがあるのであれば、続けてみた方がいいのかなと思います。「ワクワク」って気持ちが少しでもあれば、多分向いているなと。

 

ー大村さんの原体験があっての言葉のような気がします(笑)ありがとうございます!

ミニチュアフードで世界一周!大村さんのこれからについて

ー色々とお話をお聞きしてきましたが、現在はどんな活動をされているんですか?

 

今は、香港で講師認定コース、トライアルコース、キッズコースなど需要に合わせたクラスを開催しています。香港のイベントで香港の方を対象にワークショップも開催中。秋以降に香港でミニチュアショップをオープンする予定です。

 

ー今回のてづバでは、ワークショップを開催するとお聞きしています。当日行う予定の作品について教えていただけますか?

 

ワークショップで行う予定の催しは、「ミニ飲茶せいろ」と「香港スイーツ」の2つの作品があります。
「ミニ飲茶せいろ」では、日本の方にも馴染みがある小籠包、春巻き、福まんじゅう、エッグタルトを作っていきます。

「香港スイーツ」では、菠蘿包(パイナップルパン)、マンゴープリン、福まんじゅう、胡麻団子、タピオカミルクティーなどの香港の有名なデザートを作ります。

 

(ミニ飲茶せいろ)

 

ーラインラップがとても楽しそうです!当日参加される方に一言お願いします。

 

当日は、香港らしいテーブルにセッティングにしていきます。思わず小さくて可愛い!と笑顔になるミニチュアの世界。大阪で香港気分を味わっていただけたら嬉しいです。「only you の香港みやげ」を楽しんでもらいたいです!

ー最後に、今後の展望を教えてください。

 

日本人の私が、気が付くと香港在住30年以上になりましたが、本当に香港でいろいろなご縁を頂き日々幸せに暮らしているこの香港に感謝しています。

これからは、香港に恩返しができればと思っています。例えば香港老人ホームでミニチュアの粘土に触れてもらうとか、日本の文化を伝えるような活動がしたいです。

作品についても、日本・香港に限らず、世界中の食べ物をミニチュアで作ってみたいです。

たまたま家族がイギリス、アメリカなどいろいろな国に住んでいるので、その国特有のミニチュアフードを作ってみたいです。「ミニチュアフードで世界一周!」みたいな感じを表現できれば嬉しいです。

引き続き、講師活動や展示会などを通して、ミニチュアクレイの楽しさを世界へ発信したいと思います!

 

ーとっても素敵です!本日は、香港からありがとうございました!

 

インタビューを終えて

ミニチュアを通して拡がる大村さんの考え方や、そこで出会った方々をきっかけとしたご縁。パワフルなお話に、お聞きしているこちらも、元気をいただきました。

大村さんのレッスンも楽しそうですし、そんな先生から習いたいと思う方が続出する予感がします。

 

✳︎

 

ちなみに、今回開催予定のワークショップについてお聞きすると・・・

香港では、1万円前後で行なっているレッスンなんだとか!破格の価格です!!

この機会をお見逃しなく~~!

香港在住クリエイターが特別来日!ミニチュアスイーツ&飲茶ワークショップ

次回のてづバは9月16日(土)・17日(日)・18日(月・祝)開催予定です。

大村れい子さんのスペシャルワークショップは、各日4回開催いたします!

定員となり次第、終了となりますのでお申込みはお早めに〜!

開催時間:10:30〜/12:00〜/14:00〜/15:00〜

所要時間:約1時間

参加費:

香港スイーツセット(3,000円)

香港飲茶セット(2,800円)

※会場にて現金でお支払いください。

 

お申込み詳細について:https://www.tv-osaka.co.jp/event/makingbazaar/vol43/corner02.php

名称:OSAKAアート&てづくりバザールvol.43(てづバ)
日程:2023年9月16日(土)~18日(月・祝)
時間:午前10時~夕方5時(第2特設会場のみ午前11時オープン)※最終入場は午後4時30分
会場:大阪南海ATCホール+第2特設会場(O’s棟北館3F)
主催:テレビ大阪・ATC
入場料:当日券 800円 前売券 : 700円
公式HP:https://www.tv-osaka.co.jp/event/makingbazaar/vol43/

PROFILE

COTU
MeTAS+編集部 オフィシャルライターのCOTUです。趣味でビーズ刺繍やオーガンジー刺繍、レジンなどのアクセサリーを制作しています。ハンドメイドのお店やオーナー様への取材、イベントの紹介などを行っています。

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