【大阪・豊中市/ la trace（ラトラス）】ハンドメイド子供服と雑貨のお店

大阪の豊中市で、とっておきのハンドメイド子供服と出会えるお店が「la trace（ラトラス）」です。

こちらは子供服だけでなく、おそろいでコーデできる大人服や雑貨など、多くのハンドメイド作品を取り扱っています。

店舗には、「誰でも着こなせるデザイン」を意識した洋服や、オリジナル感あふれるアクセサリーが、ところせましと並べられています。

「la trace（ラトラス）」の服を手掛けているのは、ハンドメイド作家のMaricaさんです。

2児の母でもあるMaricaさんのハンドメイド人生は、実はご自身のお子さんのよだれかけを作った時から始まったんだとか。

その時初めてミシンを購入し、さらには子供服も手作りするように。

そしてある日、友人から頼まれ初めて子供服の販売をしたところ、非常に喜んでくれたということが、作家をめざすきっかけになったそうです。

店内には、ご自身の育児経験を活かした、ママ目線のおしゃれで機能的な子供服が多数販売されています。

その中でもお気に入りの1着として紹介してくれたのは、裾がキュッと締まった、足元のフリルが愛らしいズボン。

足首で止まるため裾を擦って汚すこともないですし、子供が成長して小さくなっても7分丈でかわいく着こなせるため、長く使えるようなデザインが施されています。

子供服を購入するときにはサイズで悩むことも多いですが、そういったママさんの悩みにも寄り添っているのが、Maricaさんの子供服の特徴です。

お子さんやご主人を送り出してからお店に出勤するMaricaさんですが、実は今まで一度も「仕事に行きたくない」と思ったことがないのだそう。

お店にいらっしゃったお客様とお話する時も、インタビューに答える時も、終始にこやかで、ハンドメイドを非常に楽しまれているのが、その表情からも伝わってきます。

そんなMaricaさんがやりがいを感じるのは、やはりお客様に喜んでいただけた時です。

開店当時からのお客様もいらっしゃり、購入後に「かわいくて毎日着てます」などのメッセージをいただくこともあるんだとか。

「作った洋服が、もっとたくさんの方の手に渡ったら嬉しい」と笑顔で話してくださいました。

洋服を制作するアトリエは、お店の一角に構えられています。

お店のレジの横にスペースをとり、お客様が店内にいらっしゃらない時はハンドメイドの作業にあたっています。

アトリエには2台のミシンやアイロン台、糸やメモを貼るコルクボードが設置されています。

こちらの針山は、ハンドメイドの作家さんが作ってつくってくれたもの。

全て手の届く位置に道具をおくことが、Maricaさんのこだわりなんだそうです。

制作中の洋服があるとのことで、ハンドメイドの作業の様子も見せてくださいました。

作っているのは、「ミッシェルワンピース」という、ノースリーブで裾が広がったVネックのワンピース。

フワッと広がる裾の巻きロックが愛らしいですね。

お店をオープンしてから作った子供服の数は、実に600～700点を超えるのだそうです。

ハンドメイドをしている時も、お客様と話している時も、常に穏やかなMaricaさんの笑顔が印象的なお店でした。