大阪・谷町6丁目｜路地裏に佇むねこカフェ「neu。」

谷町六丁目の老舗雑貨店「ひなた」のオーナー壇上さんより、素敵なおすすめ店をご紹介いただきました。

谷町六丁目のひっそりとした路地。わくわくしながら奥へ進むと、大きな窓からかわいらしい猫ちゃんの姿が。
保護猫カフェneu。さんです。

neu。さんはオーナーの岩下さんが、猫と里親さんを結ぶために作り上げたあたたかな場所。

飲食のお仕事をする傍ら、動物のために活動したいと考えていた岩下さん。
助ける方法を試行錯誤しながら、同じ想いを持った友人から広がった仲間たちとグループを組み、4.5年前に始めたのがTNR［Trap：捕獲、Neuter：不妊手術、Return： 元の場所に戻す］でした。

そして、もっと効率よく、TNRした猫とのお見合いの場所・中間地点になる、仕組みを作りたいと始めたのが「neu。」
様々な理由で保護された子達がお店で暮らしながら新しい家族を探す場所です。

かわいらしい猫ちゃんのご紹介の前に、素敵なグッズのご紹介を先に。

あたたかな日差しが入る2Fエリアの一角に、さまざまな雑貨が。

イラストが得意な常連さんや、元スタッフさん。
店を愛する人たちが、デザイン、ハンドメイドで制作された商品が並んでいます。

こちらの繊細でかわいらしいレース編みの首輪は、元スタッフさんのハンドメイド。現在はneu。の近くにて飲食店をされているのだそう。

こちらの大きいエコバッグ。花に囲まれた猫たちのかわいいイラストですが、実は、ハンディキャップを抱えた猫たち。
保護される猫たちの状態は様々。点滴をしていたり、カテーテルをしていたり、下半身不随だったり、片目が潰れていたり…決して寂しく辛くならないように…かわいらしくあたたかに描かれています。

こちらはスタッフねこのキーホルダー。店名入りホテルキーホルダーも。レトロでかわいらしいですよね。
あまりの可愛さに、わたしもホテルキーの赤色を購入。こうやって、素敵な雑貨を購入することが、猫たちを助けることにも繋がっていく…嬉しくなりますね。

neu。さんの猫ちゃんを見て、まず感じたことは「しあわせそう」。
思い思いの場所で、寝たり、遊んだり、甘えたり。心から安心し、寛いでいます。

でも、みんなここへ来たきっかけは様々。ご主人がいなくなり、心に傷を負いながらここへ辿り着いたり…保健所から連れ出してもらってやって来たり…。
みんなの性格を把握し、歩幅を合わせながら接している、優しいオーナーとスタッフさん。

「テンマ」くんと、「セス」くんは、スタッフ猫さん。
それ以外の子たちは、どの子もずっとのおうちを待っています。

こちらはセスくんとオーナー岩下さんの2ショット。
素敵な写真がとれて、私が嬉しくなってしまいました。

こちらの2匹は最近、老夫婦から保護された子。
つやつや綺麗な8歳の男の子です。

まだこちらに来たてで、猫はちょっと苦手…。でも人間が大好きで、名前を呼ばれると嬉しくておしりがあがっちゃいます。

猫との生活はとっても素敵。一昔前とちがい、猫との暮らし方は変わりました。友達であり、家族。愛しいパートナーになるはず。
そして、一生大切にする。その覚悟をもって迎える必要があります。

私自身も保護猫3匹と暮らしていますが、猫との暮らしは本当に愛しい。思った以上の幸せがやってくるはずです。

まずは、きっかけを作るためにも。
neu。さんにて猫ちゃんに触れてみてください。

次は、猫たちが幸せになるための場所を作り上げたオーナー、岩下さんのご紹介記事を。
お楽しみに！