大阪・谷町6丁目 | 老舗雑貨店「ひなた」ができるまで
雑貨店が好きな方…
お店を作りたいと思っている方…
ハンドメイド作家になりたい方…
猫・鳥が好きな方…
いろんな方に知っていただきたい谷町六丁目の雑貨店「ひなた」。
今回はそんなあたたかいお店を作ったオーナーをご紹介。
※お店のご紹介はこちら
オーナーが「空間」をつくるまで
クリエイターさんや常連さんから「まきさん」と親しまれている、オーナーの壇上まきさん。
「こどもが好き」な、まきさんの元々の職業は保育士。
勤めている保育園は、馬、ウサギ、モルモット等、動物がたくさんいる少し珍しい園だったそう。
そんな場所で保育の仕事を長年続ける中、「あたらしいことをしたい」と考えるように。まずはハンドメイドで刺繍や布雑貨を作り始めました。
今でこそ、百貨店の催事等もありますが、当時はまだ雑貨を販売できる場所も少なかったそう。
そんな中、「自分の居場所を作りたい」「自分を試したい」という想いから、新しいことを始めることに。より良い居場所を求めることにしたのです。
そして、“いいところ”があれば…と探した結果、出会ったのが、谷六の築100年のボロ屋。
作り上げていける、素敵な空間に導かれたのです。
谷町六丁目で「ひなた」が生まれるまで
今でこそ、こだわりのお店がひしめき合う谷町界隈。
ひなたができる20年前はまだ、年配の方がゆったり暮らしている静かな街でした。
まきさんが出会ったのは築100年程のボロ屋。勿論、工事が必要です。実はこの工事も、なんと、自分たちで。
まきさんには「面白そうなことを一緒に楽しんでくれる仲間」がいました。写真家さん、幼馴染、大工さんに家具屋さん、学生まで…
みんなで手作りのお店を完成させていったのです。
(ひなたに置いてあるアルバムには当時の様子が…)
「ひとが集う場所」をイメージし、形に。
そして、そんなまきさんの人柄に惹かれ、お店が誕生する前からの人脈で次々と雑貨たちが集まりました。
「ひなた」の心地よさ
元々、服飾等の専門学校や雑貨業界にいたわけではない、まきさん。
ただ、素敵な物を置く。そして、その素敵な物を介して、人・空間・時間が流れていく。
だから、一見さんも常連さんも、居心地よく過ごせるお店なのです。
私が取材中にも、クリエイターさんや常連さんがお店を訪れます。
取材したのは、一月。店内には、書初めセットが。
「ひなたで書かないと一年が始まらない!」と常連さんが思い思いに1年の目標を掲げていました。
私も書かせていただきました。また来年、ここで書初めしたくなっちゃいます。
猫と鳥があつまる理由
ひなたの店内にはありとあらゆる商品が並んでいますが、中でも多いのは動物モチーフの雑貨たち。
元々、猫イベントをはじめたところ、動物好きの雑貨が多くなり、イベント時以外でも動物ものが多くなったそう。
ちなみに、まきさんは「はる」「うた」「ふく」という鳥たちと暮らしています。お店に一緒に出勤することもあるそう。(こちらが出勤時のおうち)
谷六へ足を運んでみませんか?
あたたかな店主と空間に
ほっこりとした優しさを感じるはず。
古い町並みを残しつつ、魅力的なこだわりのお店が集まる谷町六丁目。様々なお店を楽しみながら、ひなたさんにも足を運んでみてはいかがでしょうか。
次は、9月中旬から10月はじめに開催する、猫イベントをご紹介する予定です。ひなたでの一大人気イベント。
お楽しみに…!
店舗情報
ひなた
- 営業時間
- 12:00~19:00
- 定休日
- 月、水、木
- アクセス
- 地下鉄谷町線、長堀鶴見緑地線「谷町6丁目」 2番出口/4番出口より1分程度
- 住所
- 大阪市中央区谷町6-6-10
- 備考
- Twiter:https://twitter.com/hinata_tani6
※取材時点の情報です
※季節やイベントによって異なることがあります。
※日曜日、祝日、展示最終日は18時まで。
※不定休あり(直近の営業日、変更については、トップページ、ツイッターをご覧ください。)
※現在、喫茶はお休みしております。
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