フェルトで簡単かわいい!パソコンケースの作り方
- ぬいものじかん〜fellkate(フェルケイト)
- 都会を離れ自然豊かな南信州から独学での縫い物ライフを楽しんでおります。YouTubeでは縫い物初心者さんでも楽しめるフェルトや毛糸を主に使って、縫い物や簡単だけど可愛い刺繍の楽しい「じかん」と作品を発信しております。2023年は東京吉祥寺・名古屋にて初の個展を開催させて頂きました。
HP:https://fellkate.com/
stand.fm : コズラジ/ぬいもの・おうち萌え暮らし
今回はノートパソコンケースの作り方を紹介します。
生地を用意
以下の型紙を用意します。
- フェルト(後ろ身頃)…40×38cm以上(余りは最後にカット)
- フェルト(前身頃)…30×35cm
- 布…30×38cm
フェルトの幅は、前身頃はパソコンの奥行きと幅にプラス2cm、後ろ身頃はプラス2cm以上とってください。
布の幅は、ポケット用なのでフェルトの幅にプラス3cmほどにしました。
また、フェルト(後ろ身頃)の高さは、パソコンの高さ+2/3ぐらいを目安にしてください。
フェルト(前身頃)と布の高さは、パソコンがすっぽり入るぐらいです。
型紙に沿って、生地を裁断しましょう。
フェルトの前身頃は布に覆われるので、ほとんど見えなくなります。
前身頃にポケットを付ける
布の上部以外の3辺をほつれないようにします。(ミシンで裁ち目かがり)
手縫いの場合は、ブランケットステッチをしてくださいね。
ブランケットステッチのやり方はこちらの動画で紹介しています。
ポケットの口を作ります。
縫い残した上部の辺を折りましょう。
まち針で固定したら縫います。
どちらかの端とフェルト(前身頃)を、1cmあけて合わせます。
このとき、ポケットの口の反対側(下側)で合わせてくださいね。
布を折り込み、まち針で固定したらミシンで縫います。
1cmだと不安な場合は、もう少し広げても大丈夫ですよ。
手縫いの場合は、返し縫いしましょう。
前身頃と布の片方の端が付きました。
下側も同様に縫っていきます。
このとき、縫い終わりでサイズを調整するかもしれないので、数cm手前で縫い終わるようにしましょう。
角を折るときは、画像のように少し中に入れ込んでから折ると、きれいに仕上がります。
反対側を縫っていきます。
先ほどより幅が広くなっているので、ポケットにゆとりが出るように布をずらしましょう。
まち針で固定したら、先ほどと同様に縫ってください。
表に返します。
これでポケットが付きました。
前身頃と後ろ身頃を合わせる
前身頃と後ろ身頃を合わせますが、同じ幅で裁断してしまうと画像のようになってしまいます。
折った際に前身頃が見えてしまうのは美しくないので、後ろ身頃の幅は前身頃の幅より広めにとってください。
大きい分には、後からカットすればいいので大丈夫ですよ。
後ろ身頃は大きめのフェルト(ネイビー)に変更しました。
画像のように、0.5cmぐらいあけて重ねます。
このとき、必ずポケットが後ろのフェルトより内側にあるようにしてくださいね。
反対側が広くなりますが、後からカットするので気にしなくて大丈夫です。
上部以外の3辺をぐるっと一周縫います。
上部はパソコンを入れるところとなります。
余分なフェルトをカットします。
0.5cm測り、線を引いておくと真っ直ぐカットできますよ。
フタを作る
後ろ身頃の上部はフタにします。
補強するために少し折り、まち針で固定したら縫いましょう。
折る長さに決まりはないので、お好みで大丈夫ですよ。
縫い終わりました。
ボタンを付けていきます。
実際にパソコンを入れて、どのくらいの位置に付けるのか決めましょう。
ボタンはポケットだけに縫い付けるようにして、前身頃まで縫わないようにしてください。
毛糸を用意します。
今回は小巻Demiの毛糸にしました。
フタの真ん中に、針で毛糸を通します。
表には出ないようにしてくださいね。
完成
ボタンにぐるぐると巻き付け、お好みの長さで切ったら出来上がりです。
ポケットにパソコンの付属品を入れた場合は厚みが出るので、ボタンを付ける毛糸は長さに余裕を持たせましょう。
前身頃の高さをパソコンの高さより長くすることで、ポケットの中身が落ちないような作りにできますよ。
後ろ身頃の角は、ラウンドにカットしてもかわいいですよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
関連記事
PICK UP
ミタス編集部がおすすめするピックアップ記事
RANKING
ハンドメイドの人気記事