【虫食いなど】ウール生地の補修方法!家庭用ミシンとフェルト針を使って簡単に!

MeTAS+編集部
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フォーマルな洋服によくあるウール生地。
今回は、虫食いや引っかかって破れてしまったキズ、穴あきの補修方法を紹介します。

【補修の準備①】共布の準備

洋服を買った際によくついてくる共布(ともぬの)を使います。
共布がない場合は、裾の折り返し部分など、余分なところから取り出してください。

キズよりも二回り大きい共布にすることで、生地の目と合わせやすくなりますよ。

使用時に角からのめくれや剥がれを防ぐため、共布の角を丸く切ります。
画像のような状態で、キズの加工に使ってくださいね。

【補修の準備②】ミシンの設定

縫い目の長さは1.2~1.4mmあたりにセットします。

上糸・下糸とも、生地に近い色を選んでください。
糸はなるべく細いミシン糸で、90番などがおすすめです。

【補修のステップ①】共布を縫い付ける

共布と生地の目をそろえて、裏から当ててください。

共布の左右の端を縫っていきます。
生地の目がずれないように、両端だけ縫っていきましょう。
直線縫いで、返し縫いは不要です。

ウール生地の布目が合っている状態で共布が縫い付けられました。

【補修のステップ②】共布をなじませる

フェルト羊毛のフェルト針とスポンジを使います。

キズの外側を大きく円を描くようなイメージで、裏側から刺していきます。
キズの境目まで刺していきましょう。

毛羽立たせることで、生地と共布がなじんできます。
表から見てなじみ具合を確認しながら、何度か繰り返してください。

補修した部分も、しっかりなじんできました!

【補修のステップ③】生地を整える

刺し終えたら、平らなところに置きます。

男性用のシェーバーを使います。

シェーバーで、毛羽立った部分を綺麗にします。

完成

完成しました!

チェック柄の場合

チェック柄をしっかり合わせて、共布を裏から当て、縫ってください。
あとは無地と同じ工程でチェック柄も補修できます。

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