【MeTAS+のワークショップ】ホンモノのカギを使った「壁かけキーフック」づくり

MeTAS+編集部
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『てしごとmy own project』の活動【第2弾】ワークショップを開催しました

MeTAS+は2023年12月3日(日)に、てしごとの力で社会課題の解決の糸口を探るプロジェクト『てしごとmy own project』の取り組みの第2弾として、小学生を対象にしたアップサイクルのワークショップを開催しました。

講師を務めてくださったのは兵庫県加東市で“ものづくりを楽しむスペース”「con tutti」 を運営する永藤章子さんです。

大阪・関西万博開催500日前イベント「SDGsこどもフェスタ」

この日は、大阪府松原市の商業施設「セブンパーク天美」で大阪・関西万博開催500日前を記念したイベント『SDGsこどもフェスタ』が開催されており、テレビ大阪もブースを出店。テレビ大阪のキャラクターたこるくんや万博のキャラクターミャクミャクも来場し、多くの家族連れで賑わいました。

 

 

壁かけキーフック作り体験

今回のワークショップでは、お引越しなどで取り替えて使えなくなった鍵を加工してフック状にしたものを使って、「壁かけキーフック」を作ります。

まず、大きさも種類も様々な木の板の中から、好きな木の板を1枚選びます。

鍵を2つ選んで大体の場所を決めたら、金属や革などを接着することができるボンドを使って仮止めします。

仮止めのボンドが乾く時間を使って、デコレーションタイム。
ケースいっぱいに入った革の端材を自由に選べると聞いて子どもたちは興味深々。
用意されていた大人用の大きなハサミを上手に使って様々な形を切り出します。

顔を作ったり…

形を組み合わせて木や家を作ったり…

好きなカラーで統一したりと個性が溢れます。

デコレーションが済んだら、鍵の穴が空いている部分にネジを留めて固定します。

紐を通す金具を2箇所付けて、革の紐を通せば完成です!

今回、貧困に苦しむ子どもや戦争で辛い環境に置かれている子どもたちの様子をテレビで見て、SDGsやエコに関心を持つようになったというお子さんが参加してくれました。幼い頃から、社会に目を向けて身近なことから取り組むことは本当に素晴らしいと思います。また、小さな頃からものづくりが好きで、家で毎日何かを作っているというお子さんも多く参加してくれました。
完成までにかかった時間は30分~60分くらいと様々でしたが、最後まで集中して作っている様子が印象的でした。

講師の永藤さんはこう話します。「大人は見本があるとそれを基にしたものを作る方が多いですが、子どもたちは多彩な発想を持っています。その自由な発想や、創作への熱意を大切にしたいと思います。」

 

 

一人ひとりに合わせたワークショップを

永藤さんの運営する「con tutti」で実施するワークショップでは、制限時間や内容を決めてしまうのではなく、参加者一人一人のペースに合わせることを意識して行なっているそう。

 

ものづくりに没頭して時間を忘れる…それは、自分に向き合い癒される、大人にも子どもにも必要な時間なのかもしれません。

 

永藤さんのcon tuttiや、ものづくりについての思いは、YouTubeチャンネル「MeTAS+【ミタス】ハンドメイドのある暮らし」でもご紹介しています。是非ご覧ください。

てしごとmy own projectとは

関西最大級の「屋内型」ハンドメイドイベント「アート&てづくりバザール」を長年続けてきたテレビ大阪は、毎回来場者が1万人を超える賑わいぶりに、「てしごと」の持つ可能性を実感し、一方通行の生産・消費だけでは終わらない新しい視点でのものづくりに取り組みたいと考えました。

こうして始まったのが『てしごとmy own project』です。

てしごとmy own project』では、てしごと(ハンドメイド)の可能性を信じ、小さなことから様々な社会課題の解決の糸口を探っていきます。

 

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MeTAS+編集部
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