MeTAS+から生まれた新プロジェクト「てしごと my own project」リサイクルフライヤー制作裏話
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プロジェクトの想いを乗せたフライヤー
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「てしごと」の視点で身の回りの課題に取り組むため、MeTAS+発のプロジェクトとして活動を開始した「てしごと my own project」。
先日の「OSAKAアート&てづくりバザール Vol.43」では、使われなくなった素材をてしごとの力で生まれ変わらせる、3種類のワークショップを開催しました。
当日、スタッフが配り歩いていたフライヤーがこちら。
このプロジェクトを多くの方に知っていただくために、作成しました。
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こちらのフライヤーを光にかざしてみると……。
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イラストの背景に、今回のプロジェクトとは別の情報がうっすらと透けて見えます。
実はこのフライヤー、配りきれなかった過去のフライヤーを利用した「リサイクルフライヤー」なのです!
下地になったのは意外なフライヤー
元になったフライヤーはこちら。テレビ大阪主催で8月に開催された「お城フェス2023」。
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上から銀とスミの2色を上刷りすることで、捨てられる予定だったフライヤーが、新しく生まれ変わりました。「いざ、大阪!」「集え!お城ファン」など、楽しげなキャッチコピーが背景にあるとは思えないですよね(笑)
A4サイズを半分に断裁しているので、背景はブルーとグレーの2パターンがあります。
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京都の印刷会社「修美社」さんの協力
この特殊な印刷に協力いただいたのは、京都の印刷会社「修美社」さん。
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フライヤー制作について相談したところ、古いフライヤーをそのまま活用できる、
プロジェクトのコンセプトにぴったりな印刷手法を提案してくださいました。
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印刷方法を提案してくださった、修美社の社長・山下さん。
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印刷は、数々の印刷物を手がけてきた修美社の工場長が担当してくださいました。
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まず銀色を印刷して、乾かすこと数日。
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さらにその上からスミを乗せて、乾かすこと数日。
インクの濃度や版の重ね方など、全ての工程で工場長の細やかな調整が行われます。
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手間暇かかった印刷工程の末、素敵なフライヤーが出来上がりました。
森マリエさん(外部サイト)のモダンなイラストが、シンプルな色数によって美しく表現されています。
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捨てられる紙たちに、もう一度目を向ける。
修美社さんには、ワークショップの2日目(オリジナルノート作り)で、「紙出(しで)」も提供(※)いただきました。
※修美社さんでは、品質は全く問題ないものの、製造の過程でどうしても出てしまう余り紙「紙出」を1g=1円で販売中。紙出を使った、素敵なプロダクト(外部サイト)も開発されています。
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真剣に紙を選ぶワークショップ講師の「手づくり本屋こころあそび」さん。
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不揃いで、一つひとつ個性があるから、紙がより愛らしくなりますね。
ワークショップでは、みなさんが一枚一枚選んで、特別なノートが完成していました。
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ノートの表紙には、大阪堺の表具師「宮川芳文堂」さんから、ふすま紙の端材をご提供いただきました。
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今回は、多くの方の協力のもと、プロジェクトのコンセプトに合った広報ツールを制作することができました。「使われなくなった素材もアイデア次第で生まれ変わらせることができる」と、改めて実感しました。
「てしごと my own project」では、これからもさまざまな活動・発信を続けていきます。次の活動に乞うご期待です!
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