音楽は聴こえなくとも｜Re本 カセットテープ

こんにちは、手づくり本屋こころあそびです。

8月から実家に帰省しているわたしですが、自分の部屋をちょこちょこと整理するのが日課となっています。

昔の写真を見たり、日記を見たり、なつかしいものが出てくると楽しい反面、いつまで残しておくべきか・・・と迷うことも。

3年ほど前、実家で見つけた大量の “あるもの” 。

今週は、それをリメイクして作った作品のお話です。

青春あふれる、カセットテープの数々・・・！

2000年頃にはMDを使っていたため、90年代からそれまでに聴いていた音楽がここに集まっています。

部屋で聴いたり、車で聴いたりしていた頃がほんとになつかしい。

「ちょっと聴いてみたいな」と思い、部屋にあったラジカセで再生すると・・・

キュルルルルッ！と、テープがからまってしまいました。

そっか、もう聴けないかあ。

少し残念にも思いましたが、たいていの曲は今や配信でも聴けるようになっています。

そこで、聴けないカセットテープは本に生まれ変わらせることにしました。

そうしてできた作品が「Re本　カセットテープ」。

テプラの透明ラベルに詩を印字し、カセットテープの上部や側面に貼っていきました。

詩は、テープ部分にも。

くるくるとテープをまくと、詩があらわれるようになっています。

まるい穴にえんぴつなどをいれて、くるくるまく作業、よくやっていたなあ。

カセットテープのケースにいれる紙にも、詩をのせました。

もう音楽は聴こえませんが、ちりばめられた言葉を味わってもらえたらなあと思います。