学生服の袖ボタンにも!足つきボタンのつけ方

つれづれリメイク日和
小さいころから物作りが好きでずっと糸や針、ミシンに触れてきました。中でも好きなのはお直し、その次にリメイク。捨てられる運命にあったものが生き返る、もっと素敵によみがえる、そして何よりゴミにせずに済んだことがうれしくて仕方ありません。ご家庭にあるもので気軽に取り組めるお直しや手仕事をたくさんご紹介しています。少しでもお役に立てましたらうれしいです。
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今回は、足つきボタンのつけ方を説明していきます。

 

足つきボタンとは

足つきボタンとは、高さのあるボタンのことです。

学生服のボタンなどもそうですね。

学生服のボタンは、ボタンの足の部分にパーツを差し込んで、パチンとはめ込むという仕組みになっています。

すごく簡単ですね。

縫わなくてもいいのでラクなのですが、袖口は手でつけなければなりません。

そのため、今日は学生服の袖口のボタンを使って、足つきボタンのつけ方を説明していきます。

糸の取り方

まずは、糸を用意します。

ボタン専用糸でしたら1本取りでいいですし、普通の家にあるような糸であれば、丈夫になるように2本取りしましょう。

糸をほどいたばかりだとグニャグニャになっているので、縫い物をするときは、糸のねじれを取ります。

まず、引っ張っても抜けないように、糸の両端を指に巻きましょう。

そのまま、糸を親指で5回ぐらい弾きます。

そうするとあまりねじれなくなるので、ぜひお試しください。

糸を玉結びする

針に糸を通して、糸の端をそろえて玉結びします。

余ったところは見た目が美しくないので、切っておいてください。

布に糸を固定

では、布の真ん中のところにボタンをつけていきます。

ボタンがつく方となる表側から、小さく、針で1目すくいましょう。

糸を完全に通し切らない状態だと、後ろの玉結びしたところに輪っかができます。

この輪っかに、針を入れます。

そのまま針を引っ張り、キュッと締めます。

ボタンを縫いつける

ボタンの穴に針を入れます。

そのまま、小さく針ですくいます。

大きくすくってしまうと美しくないですし、布がこのように引きつってしまいます。

そのため、なるべく小さく同じところをすくうようにしましょう。

ボタンの穴に針を通し、小さくすくうという縫い方を3回繰り返します。

ボタンを固定する

そのままだとちょっとグラグラするので、ボタンの足のつけ根と布の間に、ぐるっと糸を巻いていきます。

2つ穴ボタンや4つ穴ボタンのときは、ピタッとくっついてしまうため、足が立つように3回くらい糸を巻きます。

しかし、足つきボタンは元々足があるので、あまりたくさん糸を巻く必要はありません。

グラグラを固めたいだけなので、1周巻きましょう。

まず、針を持っている手と反対の手で、糸を押さえます。

そのまま、ぐるっと1周糸を巻きます。

糸を押さえていた手を離すと輪っかができるので、そこに針を入れます。

ゆっくり針を引っ張ると、根元のところがキュッと締まります。

これでボタンがカチッと立ちました!

玉止めする

すぐ足元のところを、1目すくって針を引っ張ります。

玉止めをします。

玉止めがボタンの足のつけ根から離れないように、きっちりつけ根のところでしましょう。

玉止めのすぐそばから、裏側へ針を刺します。

裏側に出ている糸の下をすくっておきます。

そうすると、もう丈夫なので、ギリギリで糸を切っても大丈夫です。

完成!

足つきボタンがつきました!

裏側はこんな感じです。

横から見ると、カチッとついています。

足のつけ根をキュッと締めているので、しっかりと立っていますね。

今日は足つきボタンのつけ方でした♪

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